線香亭無暗のやたら模型制作室
なんと、気が付けば今日はクリスマス・イヴ! そんな西洋の祭りはどこへやら、年も押し詰まって、いつもに増して仕事に精を出しております線香亭です。あ~あ、酒飲みに行きたい!!
なんて独言は置いといて、バンダイHG 1/144「RX-93-ν2 Hi-νガンダムGPBカラー」その3。空元気も元気のうちなので、張り切って参りましょう。

さて先週は下半身の加工が大体終わってました。今回は上半身集中攻撃。イヴの恋人たちとは逆の手順ですな。まず未加工の上半身はこんな感じでした。

それほど気になる所はありませんが、下半身の改修にあわせて手を入れていこうと思います。

まずは基本作業として全体にヤスリがけをし、面を整えつつ改修する箇所を考えます。

上の写真は全体にヤスリがけが終わった後。下半身も含めた全体を見ると、黄色い腹回りがスリムすぎるかなぁ、とは思いますが、直接その部分をいじるよりも下半身の改造とバランスをとるように両胸のダクトまわりをいじった方がいいんじゃないかと思います。なんせ、下半身はサイドアーマーを上に1mm延長し、フロントアーマーも幅増ししてますからね。そのあたりも良く考えて、仮組みをしながらプランを練ります。

で、でき上がったのがこれ。胸のダクトのまわりの白い部分、上面と側面に5mmプラバンを貼り、形状も少し変更しました。ここはコクピット周辺を守るための装甲部分なので、より強靭に見えるようにという配慮と、何より上半身のボリュームが出るので、改造した下半身とのバランスが良くなります。左胸上部のセンサーは、ちとアクセントが欲しかったので透明プラ棒とプラバンで新造し、元のディテールがあった部分に四角い穴を開け、裏から差し込むようにしました。黄色い腹回りは塗装でちょいといたずらをしようと思いますのでお楽しみに。

背面はファンネル・コンテナやプロペラントタンクなどで殆んど隠れてしまうので、それほど大きな改造はしないでおこうと思ういますが、それでも気になったのがこのスラスター。

妙にとってつけたような形状です。これを何とか“マシーン”っぽい形状にしたいなあ。

そこで面位置に収まっていた白いパーツの側面に0.3mmプラバンを貼り付け、黄色いパーツとの段差を作りました。

若干白い部分が大きくなっているのがミソ。ポイントカラーの黄色の面積が抑えられ、バランスが良くなっているはず。多分。色を塗っちゃってるのはご愛嬌で。写真を撮るのを忘れてたもんで……。

あとは背中の真ん中につく二重円のディテールをメタルパーツに差換えたくらいです。使ったのはハイキューパーツの2.5mmのもの。いや、たまたま机の端に一個転がってたんであてがってみたらサイズが丁度だったんで、深い意味はありません。マスキングして塗り分けるよりも楽なんで差換えてみました。


さて、続いては腕まわり。このキット、腕は大変良くできていて、殆んどいじる所はありません。ただ右腕のバルカンの銃身は、ちょっと何とかしたい所。

そこで、リューターやヤスリで元のディテールを切り落とし、

真鍮パイプにハイキューパーツのシングルバルカン1.3mmを差し込んだものに交換しました。ちょっと強そうになった。

反対側はほぼそのまま。関節のマルイチディテールは、ボリュームアップと内部の塗り分けをたやすくするため、元のディテールを削り落として、ハイキューパーツのツインサークルⅡに変更しています。この後、両腕ともスジボリなどを追加して、腕の加工は終了。
さて、残るは細かい付属パーツ類。

ファンネルコンテナは複雑な形状のため若干ヒケや面の歪みが見えますので、しっかりとヤスリがけ&スジボリのしなおし。それだけでずいぶんと見栄えが良くなると思います。コンテナ付け根のマルイチモールドはこの後穴を空けて、中身だけWAVEのOボルト1のパーツを差し込みました。仕上げは後ほど。

続いてはファンネル本体。
このファンネルについてはちと曰くがありまして、この間、1回目の日記を公開した後にモデラーのF君から電話がありまして、「なあ~ファンネル全部可動にしてくれよぉ~、3個大人買いして全部可動にしてくれよぉ~、おねがいだよぉ~、全部可動にしてくれよぉ~」と気持ち悪くも、しつこく迫るのです。やだ、絶対に全部稼動にしない!! この場を借りて言っときます。やりたきゃ自分でやれF。しつこいようですが、読者には優しいがこういう知人には冷たい線香亭です。

というわけで全部可動にならなかったファンネルに手を入れておきましょう。基本的はこれもキットのまま。パーツ各部に“いかにも動きそう”な深めのスジボリを入れ、肉抜きされた部分をプラ棒で埋めただけ。実はここでも前回紹介したハイパーカットソーが大活躍しました。



こういった作業の場合、これまではプラ棒を少し大きめに切断しておいて、ヤスリでぴったりのサイズに合わせるのが普通でしたが、ハイパーカットソーを使うと、ドンピシャのサイズで切り出すことができました。

さて、続いてはその他のパーツ類。

プロペラントの先端にあるバーニアノズルは穴を空けて薄く削り出しておきました。ノズルの径が小さいので慎重な作業が必要です。


シールドは残念ながら色分け部分に段差ができるので、パーツを接着してしまい段差の修正。


 
さて、これで大体の工作は終了しました。今回までの成果はこんな感じ。


アップではこんな感じです。


ハイヒールも何とか形になったし、なんとなく好みのバランスになった。良かった良かった。

という事で今回はそろそろ終了。次回はいよいよ塗装、完成編です。何か質問がある方はMPJの投稿フォームからお寄せください。
それではそろそろこの辺で。次回も、乞御期待!!

(C)創通・サンライズ

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