線香亭無暗のやたら模型制作室
はい、皆様ご機嫌いかがですか。
先日12月12日のイベントも盛況の内に無事終了。会場でご覧いただいた方々にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。会場で質問できなかった方はMPJのフォームからご質問いただいてもかまいません。できる限りお答えしようと思いますので、どしどしお寄せくださいね。

さてさて、そんな訳でバンダイHG 1/144「RX-93-ν2 Hi-νガンダムGPBカラー」2回目。張り切ってまいりましょう。\
前回はどう弄繰り回してやろうかと考えている所で角を折るという初歩的ミスのフォローで終わってましたね。じゃあ、ついでに頭周りをやっちゃいましょうか。
キットの状態がこちら。

アゴパーツの両側に付くディテールのおかげで、若干面長に見えますな。アゴの先っちょのパーツの角度も面長に見える原因かもしれない。

ヘルメット部分をぐるっと見回すとこんな感じ。後頭部はやや絶壁気味です。頭の鉢の両側にある出っ張りはアンテナのようなものでしょうか。うん、多分そうだ。きっとニュータイプ用の何か、“ニュータイプ部分”に違いない。てな訳で、早速修正。

はい、後頭部はポリパテでボリュームアップ。頭の鉢のニュータイプ部分は0.1mmの洋白版で作り直して差換えました。ちなみに、懸案だったヘルメット下方の絞込みはパーツをドライヤーで熱して指で曲げるという力技で対処。結構いけるもんです。顔の部分はパーツの下側を削り、あご先のブルーのパーツがはまる溝を深く彫り直しました。そのブルーのパーツも切り込みを入れて角度を変更。前に向かって張り出すように加工しています。


こんな感じね。この精密作業を行うために投入した新兵器がこちら。

シモムラアレックスの「ハイパーカットソー」まわりの知り合いがあんまりスゴイスゴイというので買ってみました。使ってみると確かにすごい。これまでになかった切れ味で、精密な作業もらくらくとこなせます。ええと、道具にもいろんな類の道具があると思うんですが、これに関しては“この道具でしかできない加工”があります。値段は少々張りますが、手に入れておいて損はありません。だって、1/144のアゴ先パーツを上の写真みたいに加工できるんですから。エッチングソーやピラニアソーなどでは非常に手間のかかる加工も一発です。これ、線香亭オススメです。

でもって、溝の部分に接着剤を付けてくっつければアゴ先パーツの加工終了。


さて、お次は前回発症した“無計画切断症候群”でばらしちゃった足首に行きましょうか。元はこんな感じでした。

で、ばらしちゃったパーツがこちら。

このときはまだエッチングソーを使ってますね。さて、これをハイヒール状態にしたいので、ソール部分に角度を付けて接着します。

左側がキットのまま。右側が接着したパーツですね。

切断した足の甲の先端部分の接合部を新に接着したソールの角度に合わせて斜めに削ります。このあたりは仮組みを繰り返しながら慎重に角度を合わせて行きます。

続いてカカト部分。これまたソールの角度を参考にプラバンで加工していきます。結構大胆なハイヒールになりました。

はい、組みつけてみるとこんな感じ。まだまだ終わりじゃありませんよ。

はい、ハイヒールになった分、足が長くなっちゃいました。しかも可動部分がだいぶ斜めなので可動範囲も狭くなっちゃった。そこで、脚首フレーム部分の取付け方法を変更してバランスをとります。

ソールのフレームパーツの取り付け基部を削り取ってソールの中にめり込むような取り付け方に変更します。若干角度はつくもののずいぶんとバランスが良くなりました。ハイヒールを履きなれてる感じ。こんな加工にはハイパーカットソー0.1 PRO-Sがあると楽だったかもしれない。今度手に入れておこう。

片方が決まったら、もう片方も同じように加工します。いやいやここでもハイパーカットソーが大活躍。大分楽に作業が進みました。
さて、続いてはヒザ関節パーツの加工。パーツの内側を一部削りこむことで前に曲がる範囲を拡大します。

これ、ハイヒール化したことによって若干重心が前のめりになることを解消する加工です。ついでに両側のマルイチ・ディテールも削り落としました。後で違うパーツに差換えるつもりなので。

ついでにヒザ裏のパイプモールドも削り落としました。ここも後で違うパーツを取り付けようと思います。

未加工のパーツと比べるとこんな感じ。

アップにするとこんな感じ。まあ、この辺はハイヒール化したために必要になった工作ですから、キットのままで気にならない人には余計な作業なんですけどね。でも、この加工をしないとどういうふうに見えるかというと、

写真奥側のようにちょっとヒザが曲がっているように見えてしまいがちなんですね。ヒザ部分はポリパテで前に向かってボリュームを出しています。ヒザ関節の加工で若干奥に入り込んでしまった分、ボリュームを足してやろうという魂胆です。あ、こういった複数のパーツにまたがる所にポリパテを盛るときの裏技をひとつ。

元はこんなパーツ構成です。ここにそのままパテを盛ると後から分割できなくなるので、

パーツの間にビニールを挟んだ上からパテを盛ります。これならパテの硬化後にもパーツを分割することができるので塗装でも楽ができるというわです。

成型した後に、手前側のヒザ部分のように下側のパーツの上面だけをヤスリで削ると、ちょっとしたアクセントになります。これも後から分割できるようにすると楽チンな加工です。


ついでにフクラハギにもちょっとしたディテールアップ。元パーツのディテールがヤスリをかけるのに邪魔だったもんで削り落としておいて、後からWAVEのディテールアップパーツを貼り付けました。


続いてはフロントアーマー。今回は下半身徹底攻撃だ! ええと、最近のスタンダードで両側のアーマーが繋がっています。これ、ただ切り離しただけだとサイド側が微妙な角度になってしまうことがあるので、

こんなふうに切断面にピンバイスで穴を空けて金属線で繋ぐとしっかりと上下に稼動するようになります。これ、簡単なのでオススメの加工です。ついでにサイド部分に0.5mmプラバンを貼ってボリュームを出すと共に、上部にはもう一枚0.5mmプラバンを貼り、サイドから見た時の目隠しを作りました。

 取り付けてみるとこんな感じ。サイドアーマー(?)は上部に1mmプラバンを張って、腰との間の間合いを調整しています。


 さて、下半身はこんなもんだろうという事で、今回はここまで。次回は上半身の加工に入ります。質問などがあればMPJのフォームよりお送りください。
そんな訳で次回も、乞御期待!!

(C)創通・サンライズ


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