線香亭無暗のやたら模型制作室
はい、皆様1週間のご無沙汰でした。
前回の模型制作室でも書きましたが、私線香亭、12月12日の有明の東京ビッグサイトにて行われる「トレジャーフェスタin有明4」のイベント「塗料・塗装講座」に出演を予定。お近くの方はぜひいらしてくださいね。お客さんが5人くらいだと大変寂しいので……。
さて、告知はこれくらいにして、今回のお題! バンダイの「HG 1/144 RX-93-ν2 Hi-νガンダムGPBカラー」です。
ちと考えてみると、もう半年位ガンプラから遠ざかっていた私。なんとも懐かしいやら嬉しいやら。早速本題にかかりましょう。

さて、今回のお題「HG 1/144 RX-93-ν2 Hi-νガンダムGPBカラー」は、「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」に登場する、主人公「ハル」に対する初のライバル「コウジ」があやつるオリジナルカラーバージョンです。

この、「模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG」、ガンプラファンならもうご覧になっているかもしれませんが、主人公やライバルたちが自分のガンプラを使って行う「ガンプラバトル」が熱い、“ガンプラ30周年記念アニメーション”です。
何を隠そう私、最初は子供向けアニメだと思ってましたが、実際に見てみると非常に良い!! 特に劇中の台詞にはグッと来るものがあります。「人の評価なんてどうでもいいだろ。好きなものを好きなように作るのがガンプラだ」とか「ガンプラは自分で作ってこそ楽しいんじゃないんですかぁ!」とか、「パチリというまでハメないからぁー!!」って――これはちょっとちがいますが、良いこと言ってくれるじゃない的な盛り上がり方をしてしまいました。モデラーとしても作品世界にとらわれない自由な発想で模型を作れるフィールドが出来たわけで、大変楽しい。ガンプラファンなら、ぜひ一度ご覧になることをオススメします。

さて、それではキットの中身を見ていきましょう。

キットは既発売のHGハイニューガンダムの成型色変えとなっています。それぞれのパーツはこんな感じ。

複雑な形状の割にはパーツ数も抑えられていて、中々組みやすそうなキットです。で、早速仮組み。

はい、何の問題もなくスラスラと組みあがりました。


既にアンテナ部分を削り出しちゃったりしてますが、ヘッド部分は立体感に溢れた出来です。正面から見ると頬の横が多少下に開き気味かな。


ビルダーズ・オリジナルカラーだけあってお腹の黄色が華やかです。


腕は左右とも満足な出来。ちょっとしたディテールの追加で済みそうな気がする。足回りも良く出来てるんですが、なんとなく違和感がある。後でよく観察してみよう。


今回一番気になったのが足首。最近の設定には近いと思うんですが、初出のハイニューガンダムを知っていると、「もうちっとハイヒールっぽく出来んかな?」と考えてしまいます。


後ろから見るとエンドレスワルツにでてくる“デスサイズ・ヘル・カスタム”みたいだ。そういえばヘルカスタムも2月発売なんだよなぁ。


このアングルは非常にハイニューらしい雰囲気です。盾はあらかじめパーツで色分けされているという、なんとも親切な仕様。ファンネルは両側の一番上だけが可動式となっています。全部稼動させるには3個買いが必要なのか? と思ってふと気がつきました。そういえば前に作ったニューガンダムがあった! ということで、押入れから引っ張り出して並べてみました。


ああっ!! ニューガンダムのほうがデカイ!! どういうこっちゃと思って調べてみると、確かに設定上はハイニューよりニューガンダムのほうが大きいんですね。ちなみにニューガンダムは22m、ハイニューは20m。ファンネルのサイズも違うのでニューガンダムから流用するなら全部差換えという事になります。むーん、考えどころだ。まあいいや。後で考えよう。

ということで、気になった所の作業をサクサク進めていきます。まずは顔。

基本的にはいいと思うんですが、アゴの左右にある追加パーツっぽいディテールが面位置に収まっちゃってます。ここは“いかにも追加してます”的な雰囲気が欲しかったので顔面のパーツのほうを削ってみました。写真左側が削った状態。右側はキットのままです。

こうやって見るとわかりやすい。まあ、気にならない人はキットのままでも十分なんですけどね。


ヘルメット前部の下フチはもう少し下つぼまりにしたいところ。でも切った貼ったは面倒なので、何とかうまい方法がないかと弄繰り回していたら――やっちまいました。

はい、向かって左側のアンテナの先。洋服の袖に引っ掛けて見事に“ポキリ”です。こういうところの修正って結構厄介なんですよね。普通に直してもすぐ取れちゃう。そこで、壊しついでにこんな場合の修正方法を紹介しておきましょう。


まずはある程度接着面積が確保できる所まで切り飛ばしてしまって、真ん中にエッチングソーで溝をほります。


次に溝の部分に先端を薄く削った0.3mmプラバンの細切りを差し込んで接着し、上下から同じく0.3mmプラバンでサンドイッチにします。ここで使うのは普通のプラ用接着剤。一晩くらい置いて完全に硬化したら、元パーツとプラバンのつなぎ目をゼリー状瞬着で補強すれば出来上がり。瞬着の硬化を待って削り出します。この方法をうまく使いこなすと、元パーツと殆んど同じくらいの強度を保つことができます。

はい、修正完了。あれ、今度はちょっと長くなっちゃった。まあいいや、後で修正しておこう。
そして今週の困ったちゃん。

上に書いた修正の待ち時間の間に無計画に足首パーツを切断してしまった……。いや、ハイヒールにしたいんですよ。でも、ここからどう作業するのか全く考えてない。いつもの“無計画病”の発作です。まあいいや、何とかなるだろう……。

ってところで今週はここまで。何といっても“作り慣れたる何とやら”。非常に作業がやりやすい。次回は各所のディテールアップやら改造やらをやってみようと思います。
てなところで次回も、乞御期待!!

(C)創通・SUNRISE

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