線香亭無暗のやたら模型制作室
はい、こんにちは。
死ぬほど暑かった今年の夏も終わり、急に寒くなったりして体調がおかしくなりそうな今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のお題は1/35ティーガーⅠ初期型。やたら模型制作室初のAFVモデルであります。そしてお題のキットがこちら。

正式名称はサイバーホビーの「1/35 WW.Ⅱドイツ軍重戦車 ティーガーI 極初期型 第502重戦車大隊 レニングラード 1942/3」という非常に長い名前のキットであります。ティーガーⅠはAFVファンならずとも一度は名前を聞いたことがあるであろうWW.Ⅱドイツを代表する戦車です。中でも初期型は、そのドイツっぽさ満載という独特の形状で人気の戦車。このサイバーホビーのキットは、数年前、ドラゴンが限定発売した「究極のティーガーⅠ初期型」といわれたキットを元に、よりユーザーライクに改良されたスマートキット・バージョンとして発売されました。レニングラード攻略戦で活躍した502重戦車大隊の所属車を再現できます。
そして私線香亭、AFVモデルをきちんと作るのは、なんと10年以上ぶりであります。いや、AFVを作っていなかったわけじゃぁないんですけどね。作例として発表したのは実に一昔以上前だという、妙なチャレンジです。大丈夫かオレ。まあ、久しぶりの戦車ってことでとにかく楽しんで作ってみたいと思います。しばらく「ティーガーⅠ初期型」でお付き合いのほどを。

そんなリハビリムード漂う中、制作プランを練りながらキットの中身を確認します。

うひょー! ってくらいの結構なパーツ数です。

さすが名作と呼ばれるキットだけあって、各パーツの立体感も中々。よく見ると大きなパーツでもパーティングラインや合わせ目が露出するところが殆んどありません。パーツの精度も高そうだし、このキット優秀です。


装甲面は梨目仕上げになっています。


砲塔周りも立体感分割とも文句なし。


そして、限定版と同じようにこのキットにはエッチングその他の金属パーツがたくさん付属します。キャタピラは初心者でも作りやすいベルト式のものが付属。なぜか3本はいっている。


アップで見ると結構な勢いで細かいパーツが沢山。なかなか老眼いじめですな。さて、キットの確認はこれくらいにして、制作に入りましょう。

で、その前にやっておかなければならないのは、説明書の確認。今回のキットは3種の車体を精密再現できるようになっています。

各車体番号ごとに微妙に装備が異なるので、説明書に書かれている車体番号を確認して、あらかじめ印を付けておきます。


はい、アップで見るとこんな感じ。こうして印を付けておかないと、うっかり部分的に違う装備を組んでしまったりして面倒なことになりがちなので。説明書が英文なので尚更です。とはいえ心配は無用。パーツのあわせもいいし、説明書どおりに組み立てていけば英語が読めなくても組上げるのは難しいことではありません。

もうこの辺まではスイスイと組み上がります。車軸はプラの弾性で上下に稼動します。上手いこと利用すればジオラマのときに面白い表現ができそうな設計。ちょっと折れそうで怖いけど。

戦車を作っていて最も面倒なのは転輪周りの加工。同じようなパーツが山ほどあるので飽きてしまいがちですが、ここを乗り越えないと先に進まないのでがんばりましょう。もうパーツを切り出しながらバリバリ仕上げていきます。説明書ではこの後すぐに転輪を接着するようになっていますが、塗装の事を考えてまだ接着してません。

処理したパーツは小さい箱に入れて管理すると安全です。一個なくなったりすると精神的なショックが大きいので。

この辺りまで組んで心の中で「なんだ楽勝じゃん」なんて思っていたら、出ました。厄介なところ。

エッチングパーツを使った加工がやたらと細かい。老眼虐めタイムの始まりです。ヘッドルーペで対応します。

特にこっち側。これでもまだ付いていないパーツがあるという……。楽しいっちゃぁ楽しいんですけどね。ドラゴンのこだわりを感じます。


前面の機関銃も組上げたら先っちょしか見えないのに、この懲りよう。結構なパーツ数です。こんな感じで訥々とパーツを組上げていくわけですが、こういったパーツをくっつける側の加工もしておかなくてはなりません。


はい、車体上面パーツの裏っ側。写真を拡大していただくと穴のところに番号が見えると思いますが、これが車体ナンバーによって違う付属パーツの取り付け位置。この時代の戦車はスコップや斧、整備用の工具など、工場をロールアウトしてから現地で取り付けられるのが普通ですから、各車ごとに微妙に位置が違うんですね。えらい拘りようです。というよりも、どうやってリサーチしてるんだという感じです。


全体で見るとこんなふう。まあ、こうやっていろんな事をやりながら作業は進みます。

さてさて、今回はそろそろこの辺で。今回のお題では各種ウェザリングや筆とエアブラシの混在塗装など、色々やってみるつもり。AFV以外の模型にも使ってみたくなる手法ですからお楽しみに。

それでは次回も、乞御期待!!

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