線香亭無暗のやたら模型制作室
 はい皆様、1週間のご無沙汰でした。
 毎年恒例の静岡ホビーショーまで1ヶ月を切り、周囲でも慌しい雰囲気が盛り上がってきた今日この頃。ワタクシ線香亭も例に漏れず大分忙しく過ごしております。レギュラーのお仕事に加えてホビーショー用のお仕事もいくつかいただいて、忙しさはショー当日直前まで加速し続けていくというこの状況、実はそれほど嫌いじゃない(笑)。もう歳も歳なんで体力的には多少不安ですが、ただひたすらに模型を完成させ続けるというのも充実感が味わえて良いもんです。
 てなことで 今回からは新ネタ! 早速張り切ってまいりましょう!!

 今回からのお題はこれだ!
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 はい、コトブキヤ 攻殻機動隊シリーズ 1/35「タチコマWith草薙素子&バトー」。3月末発売のニューキットです。

 このタチコマ、原作コミックス「攻殻機動隊」や押井守監督の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」とは少し異なった世界、パラレルワールドとして描かれた「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に登場する『多脚戦車』です。といっても単なる兵器や装備として登場するのではなく、人工ニューロチップを用いたA.I.を備え、意識を持った存在として公安9課のメンバーをサポート。その可愛らしいキャラクターからコミカルなシーンが印象的ですが、それだけに留まらず、「生命と個の存在」といった作品が内包するテーマのひとつを語る上で欠かせない存在となっています。続編「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」ではさらにその役割の重要性を高め、作品中で大きな役割を果たすことになります。
 で、このコトブキヤ 1/35「タチコマWith草薙素子&バトー」は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」に登場するタイプ。2nd GIGに登場するものはデザインも機能も少々異なっています。腕に覚えのある方は2nd GIGバージョンに改造、なんていうのもいいかもしれません。

 大人気作品に登場し、何かと可愛らしい印象があるタチコマ。女性にも大人気とのことで、この連載も女性ファンが増えるかな? という淡い期待を抱きつつ、コトブキヤ 1/35「タチコマWith草薙素子&バトー」でしばらくお付き合いのほどを。

 ということで、まずは恒例のランナーチェック。
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 まずはAランナー。円形のコア・ユニットと後部搭乗ポッドのブルーのパーツが中心となります。
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 Bランナーは同じものが2枚。各ランナーに脚部が2本づつと上部センサーの基部が納まっています。上部センサーは3つですから1つ余る計算ですね。
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 Cランナーはコクピット内部やコア・ユニットの間に挟まる板状のパーツ、マニュピレーター等。グレーで整形されています。
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 Dランナーも2枚。脚部や腕部などに使用する複数必要なパーツですね。
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 Eランナーはタイヤや可動部などの濃いグレーのパーツ。Fランナーは球形のセンサーユニット。
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 Gランナーはクリア整形のスタンド。後部搭乗ポッドの下部にあるセンサーを外して差込むことができます。
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 ここからはフィギュアのランナー。Hはポッド搭乗姿勢の草薙素子。
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 Iランナーは立ち姿のバトー。ポニーテールは別パーツで再現してますね。
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 Jは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」12話「タチコマの家出 映画監督の夢 ESCAPE FROM」に登場するミキちゃん。9課を抜け出したタチコマが出会った少女ですね。劇中と同じようにタチコマの上に乗せることができます。
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 付属するポリパーツはごく一部を除いてボールジョイント。脚部と腕部、センサー部に使用します。なんとなく未来的なカンジ。
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 最後は組立説明書。俗に言うインストというヤツですな。写真点数が多いので塗装時の参考になります。

 ということで、早速製作開始!
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 あれ、できちゃった。ほんの1~2時間ばかりで素組みが出来上がりました。組立は非常にスムーズ。特に注意点もありませんが、センター・ユニットの小さいパーツを無くさないように。
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 後ろ側はこんな感じ。開閉式になっている後部搭乗ポッドもカッチリ組み上がります。パーツ数も少ないし、ニッパーとカッター、紙ヤスリがあればこんな状態にできますから初心者の方にもオススメできます。
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 組みあがった印象は「ちっちゃくてカワイイ」。わかっちゃいるけど予想外に小さかった(笑)。これ、いっぱいいたら盛り上がりますよ。
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 50mmグレネードランチャーのカバーはカンヌキを外すことで劇中と同様にはずすことができ、砲身が露出します。
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 グレネードランチャーはチェーンガンに差し替えることもできます。サービス良いなぁ。

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 後部搭乗ポッドは展開することができます。それでは展開の仕組みを連続写真で。
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 まずは天井部分を持ち上げて、
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 ハッチを左右に開く。
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 で、これが付属の少佐のフィギュア。
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 しっかり乗せられます。フィギュアを乗せてもしっかりとハッチが閉じる所が素晴らしい。でもこれ、バトーが乗ったら狭そうだなぁ(笑)。
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 扉の構造は結構凝った作りになっていますが、組立はいたってシンプル。良くできた設計です。
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 バトーとミキちゃんのフィギュアも作ってみました。ミキちゃんの髪の毛がなびいているのが面白い表現です。確かに劇中では走行シーンでしたからね。
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 前の写真では見えませんが少佐もしっかり搭乗してます。元々優秀なA.I.を搭載しているタチコマですから、普段は自立して行動しますが、作戦行動時には9課のメンバーを乗せることもあり、時にはポッド内に容疑者を保護したりすることもあります。
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 バトーのポニーテールはしっかり接着できるようになっています。このあたりも嬉しい配慮ですね。
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 可動部は基本的に全てボールジョイントです。ベースパーツに取り付けたシャフトにポリパーツを取り付ける形式になっています。
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 ちなみに、コア・ユニットの上部のパーツは中央で分割されていますが、接着してしまっても何とか組上げることができます。ここは合わせ目を消しておきたいところですから接着しちゃいました。

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 付属のスタンドは後部ポッドの下についているセンサーの取り付け部に付くような設計です。ただし、センサーパーツは一度組んでしまうと外すのが難しいので、スタンドを使用する場合は最初からセンサーのパーツを取り付けないほうがいいかもしれません。
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 スタンドマウント用のパーツはもうひとつ用意されていて、こちらはセンター・ユニットに取り付ける用のもの。これ用のスタンドは付属しませんので、別途購入する必要があります。
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 この他、付属パーツとして劇中に登場する「天然オイル」と、それを収納した状態のメンテナンス・アーム、50mm榴弾が用意されています。これもサービス良いなぁ。
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 小さい1/35タチコマと比較しても、さらに小さいサイズながら、劇中で重要な役割を果たすパーツですからね。わかってらっしゃるコトブキヤさん。

 こんな按配で組上げて、一通り弄繰り回したところで今回はココまで。次回からは気になるところを色々と弄繰り回してみたいと思います。はてさて、どんなタチコマが出来上がることやら。
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 それでは今回はこの辺で。
 次回も、乞御期待!!

(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊製作委員会

詳しくはコトブキヤホームページへ
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