線香亭無暗のやたら模型制作室
 はい皆様、1週間のご無沙汰でした。
 いやぁ、「笑っていいとも」終わっちゃいましたね。実の所それほど観ていた訳じゃないんですけれども、いざ終わってみて、ふとお昼にテレビを付けた時にあのテーマソングが流れてこない違和感って、結構衝撃的です。これこそ30年以上続けてきた「継続の力」なんでしょうね。
 模型制作も継続が完成への近道。ということで、今回はタミヤ 1/35MMシリーズ「イギリス陸軍 S.A.Sランドローバー ピンクパンサー」その4回目。早速、張り切ってまいりましょう!!

さて、前回までで基本的な塗装も終り、小物の塗り分けと最終的な組上げを残したところまで仕上がってました。
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 では、今回は小物の塗装から。

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 といっても特別なテクニックがあるわけでもなく、ただひたすらにチマチマと筆塗りで塗り分けていきます。このあたりは根気のいる作業ですな。
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 車体の塗り分けも勧めていきましょう。リアデッキのスノコは木製ですから、タミヤ エナメルのブラウン系の塗料数色を使って木目を再現します。
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 ダッシュボードはメーターの中をラッカーの白で塗装した後、エナメルのフラットブラックを重ね塗りしました。針の部分やはみ出した部分は乾燥後にエナメル溶剤で拭き取ります。
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 車体部分にもスミイレ。といっても車体色がピンクですからグレーのエナメル塗料を使っているので墨じゃないんですけどね。薄墨って感じ。シートや車体後部のキャンバスのカバーはラッカーのタンで塗り分けしています。
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 車体の裏側は表にして見える部分を中心にブラックでスミイレ。特にリーフサスペションのあたりはしっかり入れておきました。
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 フロントグリルもスミイレの要領でブラックを入れておきます。乾燥後に拭き取るのもスミイレと一緒。
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 さて、今度は車体後部のキャンバスカバーの仕上げ。まずラッカーのタンで塗った上からサンドイエローで大まかに色を置いていきます。イメージとしてはシャドウになる感じですね。
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 今度はその上からエナメルのタンでドライブラシ。これがハイライトになるわけですね。このキャンバスシートは皮製のストラップで止められていたようなので、止め具の部分はレッドブラウンで塗装しました。
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 この状態で車体に接着。うむ、なかなかいい感じ。
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 シートも同じような手法で塗装。このあたりは人によって色々な手法があるので、色々な方の制作記などで研究してみると面白いかもしれません。
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 さて、そろそろ車体に小物を接着していこうかな、と乗っけてみたマガジンがいきなり気になっちゃった。これ、キットパーツの形状をみると、何かに止まっているわけじゃなく、運転席と助手席の間に置いてある感じです。でもこれ、何かストラップがないとデコボコの路面で大変なことになりそう。じゃあ、これを止めるストラップを作ろう。
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 そこで登場するのが、この連載ではお馴染みのマスキングテープ。テープが張ってある白い紙はペーパーパレット。これに貼ると塗装もできるしテープの粘着力も保てるので大変便利です。
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 それなりの厚みを稼ぐために二枚重ねしたマスキングテープを細切りにした物をペーパーパレットに貼り付けます。
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 その上から筆で塗装すればストラップの完成。今回はフラットブラックとダークグリーンの2色で塗ってみました。
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 で、取付けたパーツのマガジン部分に黒く塗ったマスキングテープを貼り付けました。イメージはゴム製ストラップです。元がマスキングテープなのでそのまま貼り付けられるので便利です。
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 このあたりで部分塗装を終えたフロントフード周りのパーツをシャーシに取付けて、もう一度スミイレなどの調整。リアデッキのサブシートも取付けました。
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 メーターまわりの塗り分けも完了。レバー類のノブは手元の資料だと一部がカラーノブとなっているようなので塗り分けてみました。
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 今回の制作に当たって、新たにピンクパンサーに関する書籍資料を仕入れてきたんですが、それによるとスモーク・ディスチャージャーのキャップもピンクのものとフラットブラックのものがあるようです。そのあたりは好みで塗り分けるといいかもしれませんね。さて、お次はタイヤを塗装して取付けよう。
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 と思ったんですが、その前に一仕事。このピンクパンサー、低圧で砂漠を乗り切るバルーンタイヤを履いています。そこで車重でへこんだ接地面を再現しようということで、タイヤの一部をヤスリで削りました。これ、やってみると意外と効果が高いんでオススメの小改造です。
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 ということでタイヤと一緒に塗り上がった小物もどんどん取付けていきます。注目はフロントシート両脇のジェリカン。キットでは再現されていませんが、脱落防止用のゴム製のストラップが付いているので、先ほど使ったマスキングテープ製のストラップを貼り付けています。で、「あ、ワスレテタ」となったのがここ。
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 フロントとリアのウインカー。どんな構造かは第2回目の記事をご覧いただくとして、作っておいたレンズパーツの裏をシルバーで塗装します。こういう極小のパーツは両面テープで木切れなどに止めて作業すると楽チンです。
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 シルバーが乾いたら車体に埋め込んだ真鍮パイプに差込んで接着。接着にはアクアリンカーを使用しました。ちょっと写真場ピンボケだ。どうもすいません。
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 リア側も同様に加工。キットの説明書ではオレンジの下はイエローとの塗装指示になっていますが、手元の資料ではどうもクリアーっぽいんでクリアーレンズとしました。あれ、こっちもピンボケだ。ゴメン。
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 さあ、続いてはバックミラー。車体の横に写っているのはハセガワのTFシート「ミラーフィニッシュ」。ノリ付きの極薄シートなので手軽で美しく仕上がる、鏡面の再現には最適なアイテムです。
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 はい、アップで。TFシートを3.5mmのポンチで抜いたものを貼り付けてあります。真ん中にきれっぱしがくっ付いちゃってるのはご愛嬌。この後ちゃんとキレイにしておきました。

 続いては懸案のヘッドライト。
 色々探してみたんですが丁度いいものがなく、WAVEのH・アイズの4mmのものを加工して使用することにしました。一昔前までは結構色んなメーカーさんからカーモデル用のヘッドライトレンズが発売されていたように思うんですが、ほとんど市場からなくなっちゃってるんですね。なんか、ちょっと浦島的な気分を味わっちゃった。
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 問題となるのがレンズパターン。幸い、このピンクパンサーではそれほど複雑なレンズパターンが入っているわけではなく、シンプルな縦型のパターンとなっているようなので、レンズパーツの裏側からスジボリしてみました。ホントはこの倍くらいの密度じゃないといけないんだけど、手彫りじゃこれが限界。というか老眼だとこれが限界というのが本当の所(笑)。
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 表から見るとこんなふうに見えます。まあ、何もないよりはいいだろ!
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 車体に取付けてみました。うん、意外といい感じじゃないか?
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 サーチライトのレンズはプレーンなレンズを取付けました。手元の資料ではレンズパターンのあるものと無いもの、両方が確認できました。たぶんオリジナルはパターン無しの方なんじゃないかな? というあてずっぽうです(笑)。

 さて、ここまで来たら全部組んじゃおう!
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 うう~ん、いいんだけど……、

なんか物足りない!


 何かもっとイイ感じにできそうなんだけど、ちょっと時間がかかりそう。

 ということで今回の完成は見送って、次回で完成披露とまいりましょう。なんか最近このパターンばっかりだな。なんか、やってるうちにどんどん作業量が増えていくというパターン。人はこうやって作りかけの模型を増やしていくんですね、きっと(笑)。

 てなわけで今回はここまで。次回はきっと完成させるぞ!
 ってことで、次回も乞御期待!!

詳しくはタミヤホームページへ
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