線香亭無暗のやたら模型制作室
 はい皆様、1週間のご無沙汰でした。
 最近、局地的な大雨が降ったり方や渇水で取水制限があったりと、何かと不安定な天候が続いています。被害地にお住まいの方は十分お気をつけておすごしください。
 都内でも急な豪雨がしょっちゅうあったりして、こちらも落ち着かない天候。思えば子供の頃はしょっちゅう夕立があったような気がするんですが、最近のゲリラ豪雨のような可愛げのないものじゃなく、さっと降って涼しさを運んでくれる、どちらかというと暑い季節にはありがたいものだったような気がします。一説によるとこういった夕立が少なくなった原因は地べたに土の部分が少なくなったからだそうで、アスファルトなんかだと急激な上昇気流が起こりすぎてゲリラ豪雨になっちゃうんだそうです。物には何でも理由がある様で、感心したり昔の夕立を懐かしんだり。最近では夜中でも明るいせいで昼夜問わず蝉が鳴き続けてますし、なんだか情緒のない世の中になったなぁ、などと年寄りのノスタルジーを感じております。まあ、それでも模型は作るんですけどね(笑)。
 
 さて、今回はバンダイ 1/1000「ガミラス艦セット 2」その3回目。張り切ってまいりましょう!!

 さて、前回はガイデロール級の電飾なども終わって塗装待ちの状態まで仕上げました。
b_047
 今回はクリピテラ級に手を入れていきましょう。
c_001
 キットに付属するクリピテラ級は2隻。まずは全体をチェックしながら、どこをどう加工するか検証してみましょう。
c_002
 まずは全体図。デストリア級の小型版といった雰囲気はまさにガミラス艦艇。ちなみにキットには2隻同時飾れる2本のスタンドの他に1本のスタンドも付属していて、単艦でも飾ることができます。
c_003
 まず気になるのは船側の羽根(?)の裏側。大分広めの合せ目が出てしまいます。
c_004
 ここは素直に接着、パテ埋めのして成型しました。
c_005
 それから気になったのは甲板後部のミサイル発射機サイド部分に思いっきり合せ目が出てしまいます。その上丸いディテールがあるので単純にヤスリで処理するのは難しそう。
c_006
 そこでディテールを削り落として成型。キットのランナーを使って伸ばしランナーを作り、穴を開けて埋め込むことでディテールをさし減することにしました。写真左がキットのまま、右が加工中。埋め込んだランナーがまだちゃんと接着できていない状態ですが、この後長さを揃えてディテールを再現します。
c_007
 ついでにすぐその下に付く2連装の速射砲もパーティングライン消しと砲口の穴あけなどのディテールアップ。後部のフィンはもう少し薄くしてもいいかな?
c_008
 あとは船体下部の後ろ側に付くフィン状のパーツもシャープに加工しようと思います。

c_009
 艦橋部分はこんなパーツ構成。これが実によくできていて……、
c_010
 組上げると合わせ目が全く露出しません。これならパーティングラインの処理とゲート処理、各部のディテールをシャープに加工することで十分な仕上がりとなりそうです。

c_012
 で、ここまで艦体を組んでいて気が付いちゃったのが羽根の先端部。
c_013
 よくみるとだいぶん段差ができてしまいます。設定資料をひっくり返してみてもこんな段差は無いようなのでちょっと直しておこうかな。
c_014
 そこでこんな按配に加工。写真左はキットのまま、右側は加工後。先端のラインが赤丸の中のようになるよう、上手くラインを繋げて削り込みました。
c_015
 加工後の羽根を再度取り付け。うむ、これならいいんじゃない?

c_016
 あとは艦首のトゲトゲした突起の部分。このパーツは色が違うので、写真の赤で囲った部分を切り取ればアトハメすることができます。まあ、アトハメだけなら突起の部分だけ切り取ればいいんですけどね。今回も電飾をしようと思うのでこの部分は不要というワケ。あ、この加工をする時は目玉のクリアーパーツは接着するのが前提ですからね。それほど簡単に外れてはきませんが、何かの拍子に押し込んじゃうと後が面倒ですからね。
c_017
 てなワケで大体仕上がったクリピテラ級。前記の加工に加えて全体にヤスリをかけて形状を整えたのが写真下の状態。上側はただ組んだだけの状態です。2隻あるとこういう比較がしやすくて大変よろしい。
c_018c_019
 「全体にヤスリをかけるとどこが違うの?」という方のために比較写真。何もしていない状態の左側に比べて右側の加工後はスジボリ部分がシャープになっています。ううむ、写真だとちょっとわかりにくいかなぁ。
c_020c_021
 じゃあもう一丁。こっちの方がわかりやすいかな? 写真左がキットのまま、右が加工後です。これは全体のヒケを確認して消しておくためにも大事な作業です。

 さて、ここからは電飾作業。
c_011
 まずは各パーツをバラして眺めながら、それぞれの電飾パーツの配置を考えます。
b_014
 電飾パーツとして用意するのはガイデロール級と同じ100均の謎のレインボーライトから取り出した基板と緑、黄、赤のLED、抵抗など。写真はガイデロール級に使用したもの。電池ボックスはプラバンと真鍮版で自作します。
c_022
 大体のアイディアが固まった所で電飾スペースを確保するために内部のダボなどを削り取ります。写真上下がキットのまま。真ん中の2つが加工後のパーツ。こういった加工はニッパーや食切で大体の処理をしたあとリューターで残った部分を削り取り、最後はデザインナイフや彫刻刀などで仕上げるというのが線香亭流。
c_023
 先端に挟み込むパーツも真ん中を切り取ってあります。これで各色1個のLEDで両目を光らせると共にアトハメもできるという複合技。じゃあ他の加工部分もアップでご紹介しましょう。
c_024
 ますは船体前部。写真上と下の状態を比べていただけると、どのダボを削り取ったかがおわかりいただけると思います。
c_025
 これは船体後部。電池を収納するためのスペースです。あとは配線を通す溝を彫っておけばOKです。
c_027
 じゃあとりあえず電飾の仮組み。
c_028
 上手く入らない所は削ったり切り取ったりしながらスペースの調整をすると共にそれぞれのLEDがちゃんと動作するかどうかも確認しておきます。
c_029
 各電飾パーツが上手く収まったら内部をブラック→シルバーで塗っておきます。これは光が外に漏れないようにするためと内部の反射率を上げて少ない光源でより大きな効果を得るため。
c_030
 塗装が乾いたら電飾を組み込みます。基板の後に抵抗が見えるのは今回使用したLEDの消費電力に差があったため。この基板、3個のLEDの消費電力が一致していないと上手く動作しないんです。
c_031
 アップでみるとこんな配置になっています。あ、書き忘れましたが電飾を組み込む前に目玉の透明パーツの先端をクリアーオレンジで塗っておいて接着しています。まあ、ガイデロール級の時と同じ手順ですね。
c_032
 電源の方はこんな感じです。電池はLR44を3個使用。クリピテラ級は小さいので色んな物がギュウギュウに詰まっている感じです。
c_033
 ここまでできたら船体の左右を接着。実は接着しないでも止まることは止まるんですが、弄くっているうちにスキマがあいたりするといやなのであえてしっかり接着します。
c_034c_026
 基板についているタクトスイッチは船体下部に取り付けるパーツを押して動作させるので、押し込んだ時に動作しやすいよう内側を削っておきました。

 後は各パーツを組みつければ塗装を残してクリピテラ級一隻完成!
c_035c_036
 組み付け後のテストでも電飾はしっかり動作しました。写真は目玉部分にマスキングしてある状態ですから、フラッシュを焚いてこんな感じに写れば上出来。

 さて、じゃあもう一隻のクリピテラ級はどうしようかなぁ? 同じに作るというのも芸がないしなぁ……。

 なんて事を考えつつ、今回はここまで。次回はもう一隻のクリピテラ級の工作と全部の塗装を終えて完成編とまいりたいと思います。皆様楽しみにお待ちくださいね。

 それではそろそろこの辺で。
 次回も、乞御期待!!

(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会


詳しくはバンダイホビーサイトへ
<前の記事へ ◆ 後の記事へ>


Leave a Reply

CAPTCHA


This blog is kept spam free by WP-SpamFree.