◆ワンダーフェスティバル2013[夏]レポート 個人ブース編 2


●印内サービスエリア

wf2013s_045wf2013s_046
与:続いてはこちらの作品ですが。
無:うん、このディラーさんでは他にも展示販売物があったんだけど、注目したのは「ANAROG PLANETS」と題された塗装済み完成品のシリーズ。ちょっとノスタルジックなデザインの宇宙船なんだけど、なんだかシリーズで揃えて部屋に飾っておきたくなるよね。
与:そうですね。カワイイですよね。
無:こういった完成品状態での販売物も増えてきてるんだけど、皆さん完成度が高い。WFが長い時間をかけて成長してきた証のようにも感じるところがある。これからこういった形態がもっと増えてくるのかもしれないね。

●ギガギズモ

wf2013s_052wf2013s_053wf2013s_054
無:続いては全金属製のロボットトイを発表していたギガギズモさん。このシリーズの名前自体もギガギズモなんだね。
与:これ、面白いですね。レトロフューチャーって感じで。
無:デザインがそうな割には球体関節を使っていたりして結構よく動くんだよね。これでひとつの世界観を構築しているの良い。
与:これ欲しくなるなぁ。
無:なんだか東急ハンズとかでネジなんか買ってきてバージョンアップできそうな感じもイイよね。“トイ”として位置づけていらっしゃるけれども、組み立てキットでもいいんじゃないかなぁ? そういうのも楽しいよね。
与:そうですね。

●トリックスター

wf2013s_048wf2013s_049wf2013s_050
無:じゃあメカ物が続いたんで生物造型のディラーさんをひとつ。
与:これも面白いですね。
無:ホントはこういうのも好きなんだよねぇ。個人的には(笑)。
与:別にやってくれてもいいですよ作例で。
無:いや、やめとく(笑)。このサイなんかは江戸時代に描かれたイラストの立体化だよね。元の画は知ってるのに中々思いつかない。で、立体で見せられると欲しくなるという(笑)。
与:この「りゅうきん」もすごいですね。
無:これはオリジナルデザインの参考出品ということなんだけど、これも欲しいよね。これは極彩色に塗ったら面白そうだなぁ、なんて。良い造形物は制作の妄想を書きたててくれるのが楽しいんだよな。

●TR-projyect4

wf2013s_056wf2013s_057wf2013s_058wf2013s_059
無:続いては初心に帰ってロボット系。
与:バイファムでネタですね。
無:「ディルファム」に「ズゴッホ」は1/100。「パペットファイター」は1/35だね。なんといっても注目は1/35の「ケイトさん」だよね。すごく似てるんだよこれ!
与:上半身だけでどうするんでしょう?
無:そこは乗り物に乗せるとか、これ以外の部分をスクラッチするとかさぁ。いろいろ妄想は膨らむじゃないか。そういうのが楽しいんだよ。
与:むうん、奥が深いですね……。

●DFMK

wf2013s_065wf2013s_066wf2013s_067
与:またボトムズですね。
無:なに? なんか文句ある?
与:いや、もう全面的にお任せですから(笑)。
無:このディーラーさんは前からディフォルメタイプのボトムズ関連アイテムを出展されてるんだけど。やっぱりかわいいよね。しかもかわいいだけじゃなくメカニカルな魅力もある。
与:この手の模型は揃えて並べたくなりますね。
無:そうだね。しかもパープルベアーとかレッドショルダーカスタムとか、アイテム選択も渋いよねぇ。
与:うう~ん、そういわれると欲しくなってくる。
無:そういう人は会場で買わないと(笑)。
与:(取材中に買い物してると怒るくせに……)

●夢祭工房

wf2013s_061wf2013s_062wf2013s_063
無:スケールモデル系のディラーさんもたくさんあったんだけど、今回注目したのはこちら。1次大戦から2次大戦初期位までの古めの船舶模型を出品していた。
与:凄く完成度が高いですよね。
無:そうだね。展示見本も凄く丁寧に作りこまれてて、解説も非常に丁寧だ。『ああ、この手の船が好きなんだろうなぁ』っていう情熱が伝わってくるよね。こういうのを見ると作りたくなっちゃうんだよ船。
与:ぜひ作ってくださいよ。作例で。
無:船は時間がかかるんだよ。MPJの作例って1ヶ月で作らなくちゃいけないからねぇ。でも久しぶりに作りたくなったなぁ。
与:そういう気分にさせられる良い展示ってことですね。
無:まさにそのとおり!

●モデリズム

wf2013s_075wf2013s_076wf2013s_077wf2013s_078wf2013s_079
無:そして個人ディーラーの最後を飾るのはモデリズムさん。MPJユーザーにはお馴染みかな?
与:「チュー1」や「ウィーゴ」で有名なディラーさんですね。
無:WFでは1/20ウィーゴでワンダーショーケースに選ばれたりしている。今回はそれをスケールダウンした1/35のウィーゴがメインだった。それから大ニュースはこの1/35ウィーゴがハセガワのオンラインショップで買えるということ。当日の会場で発表されていた。締切りがあるので会場で手に入れられなかった方はハセガワさんのページで確認してほしい。
与:WFの個人ディラーとしては大出世な感じですね。
無:ちょっとお話を伺ってみるとわかるけど、ただ作った売ったというだけで、こういう状況になったわけじゃない。やっぱりそれなりに苦労されてるし、楽しまれてる。
与:ただ造型が優れているわけじゃないってことですか?
無:ワタシなんかがデザイン的なことを言うのは口幅ったいんだけど、デザイン的に言うならチュー1にしてもウィーゴにしても“ユーザーが入り込む余地”っていうのを感じるんだよね。実は背景の設定としては結構作りこまれていて「こういう背景があってこういう機械があるんです」っていうのははっきりしている。だけどそのフィールドでどう楽しむのか、またそのフィールドをどう逸脱して模型を楽しむのかっていうのは非常に自由なんだよね。そのあたりは非常によく考えられていて、例えば1/35ウィーゴなんかは6種類のカラーレジン成型のキットなんだけど、「色は塗らなくてもいいようになってます。だけどその上であなたはどう楽しみますか?」っていうような問いかけになっているような気がする。そのあたりはワンダーショーケースの時よりもはるかに優れた、ユーザーライク、というよりも“ユーザーベース”なコンセプトなんだと思う。
与:師匠、熱いですね。
無:テクニカルに優れた作品っていうのはたくさんあるんだよ。でもこういった“コンセプト”や“スタンス”が優れた作品というのはまだまだ少ないんじゃないかと思うんだよね。そのあたりもっと面白い作品が出てくるとこの世界が盛り上がるんじゃないかと思うんだ。
与:なんだかわかるような気がします。これで個人ブース系は上手くまとまったと思うんで、皆さんお待ちかねのオフショットに行きましょうか。
無:はいはい。

ワンダーフェスティバル2013[夏]レポート 今回のオフショットへ>

(C)サンライズ (C)MODERHYTHM


Comments are closed.