WF2013S 去る2013年7月28日に幕張メッセで行われたワンダーフェスティバル2013[夏]。
モデラーズ・プレス・ジャパンではいつもと少し趣向を変えて、編集部員“与太郎”と線香亭無暗氏によるトークレポートとしてご紹介。掲載に関しては編集部の独断により、興味を引いたもの、可能性を感じさせるものを中心にお送りする。セレクトはMPJでモデラーを務める線香亭無暗氏。どうかMPJ流WF2013[S]レポートをお楽しみいただければ幸いだ。

編集部与太郎(以下 与):どうも師匠、会場ではお世話になりました。
線香亭無暗(以下 無):いやいや、こちらこそ。
与:で、今回はトークレポート形式で当日の様子をお送りしようということなんですが。
無:うん、そうだね。実際のところ当日会場で見たものを全て紹介するというのは不可能に近いでしょ。どうしてもセレクトしなきゃいけなくなっちゃうんだけど、それならもう完全に趣味に走らせてもらったほうが個性的なレポートができるんじゃないか、っていうことなんだ。実は前回のWF2013〔w〕の時もずいぶん独断と偏見で掲載させていただいたんだけど、それなりに評判がよかったんでしょ?
与:まあ、そこそこです。
無:はっきりいうなぁ(笑)。まあ、他の模型関連メディアでも色々なレポートが掲載されると思うんで、こういった形式の方がMPJらしいんじゃないかと思うんだけど。
与:そうですね。じゃあ早速行きましょうか。
無:はいはい、じゃあまいりましょう。

◆デジタルモデリングの先駆者ローランドD.G,

wf2013s_003与:師匠は会場入りすると同時にローランドD.G.さんのブースに行きましたね。
無:うん、今iMODELAに絶賛ハマリ中なのでご挨拶も兼ねて。
与:最初から趣味丸出しだ(笑)。
無:そういうなよ。楽しみにしてたんだから(笑)。今回は特に目新しい、って感じの物はなかったんだけど、iMODELAのケースが無料で配布されていたね。
与:iMODELAのケースって小さ目のアタッシュケースみたいなヤツですよね。
無:そうそう。開場したときにはぎっしり詰まれたケースのダンボールが閉館時にはひとつも残ってなかった。実はこのはこの中にひとつだけアタリが入っていて、当たった方にはiMODELAがプレゼントされるという企画だったんだよ。
与:えーーっ! 早く言ってくださいよ!! ボクも欲しかったです。
無:君は仕事で行ってんだろうに(笑)。それはいいとして、今回の見所はイメージキャラクターの「舞ちゃん」が大型モデルで展示されていたところかな。前にiMODELAのユーザーズミーティングのレポートで紹介したんだけど3DCG立体化プロジェクト『MODEKING-LAB』で制作された舞ちゃんのフィギュアがそのまま大スケールになって展示されていた。これこそデジタルモデリングの恩恵だよね。
与:そうですね。手動でやるとなると大変な作業ですもんね。というか早く始めてくださいよiMODELの連載。
無:それはもう少しエキスパートになるまで待ってよ。
与:じゃあ早くエキスパートになってください。
無:簡単に言うなぁ(笑)。
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◆企業ブースでは’80年代メカに注目

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無:他の企業ブースで注目したのはナツロボ。特に’80年代のいわゆる「リアルロボットアニメ」に登場したものに目がいった。例えばボークスさんの「1/8 スコープドッグ」とか、コトブキヤさんから出るディフォルメタイプの「スコープドッグ ターボカスタム」とか。
与:お、さすが自称「遅れてきた最低野郎」。ボトムズネタで押しますね(笑)。
無:だって面白いんだもん。今年で放映30周年なんだけど、すっかり歳をとった今見ても魅力たっぷりだよ。それから、ただ作品として名作っていうだけじゃなく、模型として凄く魅力的なんだよ。スケール感から見たフィギュアとメカのバランスとか、仕上げの自由度が高いとかさ。デザイン的に個々のパーツは凄くシンプルにできてるんだけど、それらが集まって形になった時の複雑で充実した感じとか。大河原デザインの面目躍如って感じだよねぇ。
与:はいはい、師匠のボトムズ好きはもうわかりましたから(笑)。
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与:他に注目したものはありますか?
無:マックスファクトリーさんのダグラムかなぁ。これは前回のWFで発表があったものなんだけど、今回はランナーも公開されてた。スケールが小さめなので思ったよりもコンパクトで、ジオラマにしたくなるよね。コレクションにもいいんじゃないかな。
与:今から発売が楽しみですね。

◆妙に気になるアオシマブースにも注目

wf2013s_011無:それからいつも気になっちゃうのがアオシマさんのブース。前回は1/12トイレが話題だったりしたんだけど(笑)。
与:今回もバリエーション豊かなラインナップでしたね。
無:うん、ロボダッチの「軍艦島」とか、シリーズで出ている1/72の陸上自衛隊の現用車両とかね。この2つは画面や紙面で見るよりも実物を見ると作りたくなっちゃうよね。実際に目で見てみると非常に魅力的な模型だ。
与:確かに今軍艦島を真剣に作ったら面白そうですね。
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無:それから注目したのは1/72のリモコン戦車。これ買ってきていろんなキットを乗っけたら面白んじゃないかなぁ、と。
与:いきなり改造前提ですか(笑)。
無:いやいや、そういうわけでもないんだけどさ。とにかく中身がみてみたいというか(笑)。
与:やっぱり改造前提じゃないですか(笑)。
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無:それから大注目は「未来少年コナン」に出てきた「空中要塞ギガント」だよね。これはぜひ作ってみたい。
与:今回はランナーも展示されてましたね。
無:個人的には思ったよりもシンプルなパーツ構成だった。こういう模型は手の入れ甲斐があるんだよ。
与:もう作る気満々ですね(笑)。
無:是非、作例でやってみたいね。

◆ガイアノーツブースはボトムズ一色!

wf2013s_068与:次はお馴染みガイアノーツブースですが。
無:今回はもうボトムス一色だったね。8月発売予定の「ボトムズカラーシリーズ」が先行発売されていた。購入者には「フラットクリアー粗め」がプレゼントされていた。他にも注目のプラクティスキット第3弾「キリコ・キュービー」も先行販売されていたりして。
与:あれ、凄かったですねぇ。
無:写真を見てもらえばわかると思うんだけど、もう“プラクティスキット”なんていう出来じゃないね。ボトムズファンなら完全に“買い”だと思うよ。「こんなキリコは見たことないけど、誰が見ても確実にキリコ」っていう。原型のタナベシンさん、やっぱりスゴイよねぇ。
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与:ボトムズカラー自体はどうなんですか?
無:これは「アニメの設定色をできうる限り正確に再現したカラー」ということで、これまでの「○○専用カラー」というのとは一味違う塗料。詳しくはまたあらためて説明したいんだけど、塗装に興味のある人にとっては非常に面白い塗料だと思う。
与:じゃあ師匠のその記事、楽しみにしてますね。
無:う、薮蛇だ。

ワンダーフェスティバル2013[夏]レポート その2へ続く>

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