線香亭無暗のやたら模型制作室
 はい皆様、1週間のご無沙汰でした。
 世間では2013年のワンフェスも無事終了。残りの夏イベントもいろいろとあるようで、忙しい日々が続きます。ただイベントで忙しすぎて模型を作る時間が削られる! というのはなかなか悩ましい状況です。これ、イベントで“作りたいリビドー”が増大しているにもかかわらず時間が無いという、考えてみればドM的な状態。そんな時は睡眠時間を削って作業をするのではなく脳内モデリングを楽しむというのもひとつの方法です。「このキットはこんなふうに仕上げよう」とか「こんな塗装がいいんじゃないの?」なんて考えるのは実に楽しい。まあ、問題はその後それを実行するか否かなんですけどね(笑)。

 今回はバンダイ 1/1000「ガミラス艦セット 2」その2回目。早速張り切ってまいりましょう!!

 さて、前回はガイデロール級の組立に加えて気になる所をチョコッと改修したりして、なんとなく全体が仕上がったところで終わってました。
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 今回はこのガイデロール級の電飾から。やっぱりね、このシリーズのガミラス艦艇はやらないと落ち着かないんですよ。電飾(笑)
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 「はい、今回のお魚はこれです」的な状態でまな板の上に乗せられたガイデロール級。これからの作業に備えて破損しそうなパーツは取り外してある、つまり“下ごしらえは済んだ”状態。
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 まずは背中の方から包丁を――じゃなくてこれが船体上半分の内部構造。船体の下部は下からはめ込むようになっています。
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 そしてこれが電飾を仕込む部分のアップ。この部分を中心に眺め回しながら手元の電装部品と見比べたりして電装パーツの配置を考えます。
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 で、こんな按配に配置することに決めました。基本的には「ガミラス艦セット1」の時と同じ配置です。
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 電飾のコアとなるのはこのパーツ。皆さんもうお馴染みの100均のレインボーライト。ガミラス艦セット1の時も書いたように、どういう仕掛けかわからないけど3個のLEDの点等を制御する基板が入っています。このライトについて詳しい事を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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 この基板、細い棒の中に入っているので非常にコンパクト。ガイデロール級の大型な船体ならどこにでも仕込める大きさです。
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 で、ちょいと問題なのが船体上部の左右を繋ぎながら目玉のクリアーパーツを抑える役目を持つリブのパーツ。これがあると少なくとも左右で別の電飾を考えなくちゃならない。
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 そこで潔く上部を切放してしまいました。このパーツ、クリアーパーツを接着してしまうのなら取り付けなくてもそれほど問題にはなりません。じゃあなんでわざわざ加工して使うのか?
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 それはこのパーツの端っこに切り欠きを作って、そこに赤いLEDライトを止めるため。せっかくのキットパーツを有効活用しようということです。
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 スイッチは前に作ったデストリア級などと同じように甲板の前部を押すことによってタクトスイッチを作動させる仕組みにしようと思っています。なので邪魔になる船体側の一部をデザインナイフやリューターなどで削り取りました。あれ、ちょっとわかりにくいかな?
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 じゃあアップの写真。上のパーツはキットのまま。下のパーツの左側の赤で囲った部分はスイッチを動作させるのに邪魔になるので削り取った部分。右側の端っこにある赤で囲った所は配線の出入りのための溝です。
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 さらに上から見た図。左側のように上甲板先端の下側を削ることによって甲板パーツの先端をスイッチと連動させるわけですね。こういう作業の時は片方を先に処理しておいて、残りを同じ形にするほうが精度が出ます。
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 この辺で電装パーツの方も組み立てておきます。元々は基板に付いていたLEDを半田を使ってはずし、リード線を取り付け。LEDも高輝度のもに差換えます。緑、黄のLEDは1mmのプラバンに穴を開けて並べて取り付け、赤のみ別に単体でレイアウトできるようにしてあります。
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 スイッチ兼基板の取り付け艦首パーツの方に取り付けます。
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 組み付けるとこんな按配になる所に……、
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 こんなふうに基板を取り付けるとちょうど良い場所にスイッチが来るわけですね。
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 スイッチを動作させるのはこの上に付く上甲板のパーツ。パーツ先端の弾性を利用して動作スイッチとします。写真右の赤で囲った部分を削って高さを調整します。
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 はい、実際に加工したところ。このあたりは何度も組み付けと動作を確認しながらすり合わせしていきます。
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 横から見たところ。どういう構造かよくわかる写真です。
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 スイッチはこんなふうにすると動作します。この方法だと手間はかかりますが、組上げたあとにスイッチが外部に露出しないのでスマートに仕上がります。

 じゃあ、実際に組み付ける前にひと加工。
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 LEDが入る部分の内側をブラック→シルバーに塗っておきます。これは光が漏れるのを防止するのと、なるべく光を反射させ、少ない光量でより強い光を得るための工夫。
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 で、組み立てる前にもうひとつ塗装をしておいた方がいいのが目玉部分のクリアーパーツ。
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 先端部分にクリアーオレンジをエアブラシ塗装してグラデーションを再現。前にデストロイ級を作ったときにはキットパーツそのままで使用したので電飾が付いていない時には白目になっちゃってたんですが、このガイデロール級のクリアーパーツは最初から黄色で成型されているので、こんな処理にしてみました。これで光ってないときでも見栄えがよろしい。

 基板やLEDの加工に加えて考えておかなきゃならないのが電源。
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 1mmプラバンで作った電池ボックスです。今回はLR44を3個使用することにしました。ガイデロール級は大型なので、工夫次第で単4電池3本くらいは入るスペースがあるんですが、問題なのは重量。あんまり無理して思い電池を入れてスタンドに付けた時に傾いちゃったりすると悲しいんで、なるべく軽くシンプルに収まるようにしてみました。
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 電池はこの位置に取り付け。っていってもこれじゃあどこだかわかりにくいね。
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 電飾を入れたすぐ後の部分に底面パーツを付きとおして配置します。こうやって取り付けておいて穴を空けた部分のアタリを取り、上側のパーツにも穴を開けます。
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 はい、こんな按配。これを組み付けたのが次の写真。
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 こうなります。電池の交換は底面のパーツを外して行う仕様としました。

 さて、それではいよいよ電飾部分を組上げます。
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 はい、こんな按配で組みあがりました。目玉のクリアーパーツは接着してあります。
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 先端部分はこんな感じ。基板兼スイッチは足をつけておいてベースに接着。その下にあるのは赤色のLED。
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 緑と黄色のLEDは後ろ側に配置。今回のガイデロール級は目玉の部分がひと部屋に区切られているので加工が楽。
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 電池ボックスはこんなふうに接着。上面に見えるのは51Ωの抵抗です。配置の様子がわかるかな?
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 電飾の配置がすんだら左右のパーツを合わせてみました。スイッチを取り付けた先の部分にホンのちょっとだけ出てしまう合せ目は接着後に処理しておきます。
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 次に用意したのがこんなパーツ。黒いビニールテープを切り出して穴を空けたもの。これは何かというと……、
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 スイッチ部分に取り付ける遮光幕。この上に取り付ける上甲板のパーツが可動部となってスイッチを動作させる仕組みなので、いくらピッタリ組みつけてもホンの少しの隙間は必要。そこから内部の光が漏れるのを防ぐ仕組みというわけです。
じゃあ組み付けて点等実験。
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 写真左は点等前、右は点等後。フラッシュ焚いちゃってるんでわかりにくいんですが、この撮影状況でこれくらい光っていれば十分です。
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 さて、続いて船体上面を組み立て接着します。先ほどのスイッチ前部の合せ目なんかもしっかり処理しておきます。
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 このあたりで目玉部分をマスキングしておくとクリアーパーツの保護と塗装のときの手間が省けて大変よろしい。

 ここまで来たら後は小物パーツの加工。
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 別に保存しておいた小さいパーツをそれぞれに加工します。フィン状の部分は縁を薄く、尖った部分は鋭く。まあるい砲塔などはスポンジヤスリで形状を整えて、塗装に備えてスジボリなどを彫りなおしておきます。
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 アップでみるとこんな感じ。艦首のトンガリパーツなんかはしっかり加工しておくと出来上がってからの見栄えが大変よろしいですな。たぶん。
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 ということで組みつけてみましたよ。やっぱりココだけでも加工しておくと見栄えが変わりますね。その後の小さな突起パーツも接着しています。この小さな突起は接着、乾燥後に船体と馴染みがよいように形状を整えます。
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 で、今回もやっちゃったのが小さな突起パーツを「ピンッ!」と飛ばして無くすという愚行。仕方がないので電池ボックスを取り付けるために切り取った部分を利用して同じ形のパーツを作りました。やっぱりこれ、キットに予備パーツを入れてくれないかなぁ……。

 てな具合にガイデロール級は塗装を残して出来上がり。
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 こうして見るとやっぱり迫力あるなぁ。塗装でどう仕上がるかが今から楽しみですな。

 そんな具合で今回はここまで。
 次回はクリピテラ級の加工をしたいと思います。もちろん電飾も考えてますからね。どうぞお楽しみに。

 てなワケで
 次回も、乞御期待!!

(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会


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