線香亭無暗のやたら模型制作室
 はい皆様、1週間のご無沙汰でした。
 なんだか今年はやけにスムーズに入梅。そばらく塗装には厳しい環境となるわけですが、皆さん如何おすごしでしょうか。最近よく仲間内で話題になったりするのが「模型の製作工程を楽しめるか否か」という話題。話してみると「製作工程はほとんど面倒くさいが完成が楽しみで作っている」派の人が多数で、「制作してる作業自体が楽しい」っていう人は少数派のようです。まあ、作り方、感じ方は人それぞれなんで結構なんですが、それでも共通する意見が「模型は作る前に色々想像してる時が一番楽しいよねぇ」というところ。やっぱり脳内モデリングの時が楽しいというのは共通のようです。
 さて、この「やたら模型制作室」、今回からは新ネタ。早速、張り切ってまいりましょう!

 今回からのお題はこれ!
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 久々(な気がする)宇宙戦艦ヤマト2199関連キット「バンダイ 1/1000 ポルメリア級強襲航宙母艦」。5月25日発売のホカホカのニューキットです。今回もバンダイさんからキットを提供いただきました。いつもありがとうございます。

 さて、この「ポルメリア級強襲航宙母艦」、2199劇中最初の登場は第2話で、発進前のヤマトを文字通り“強襲”しました。その後始動したヤマトのショックカノンで一撃の元にやられるのは旧作同様。ちなみに旧作では正規の艦級などは無く「円盤空母」なんて呼ばれてました。旧作でこの円盤空母が登場するのはこのシーンのみ。しかし2199ではこの後にも登場、その強力な攻撃力を見せてくれます。もう、その強さたるや、他の戦艦なんか要らない! このポルメリア級だけで良いんじゃないか? というくらいに強力。それが単艦でなく団体で出てくるというシーンがあります。「所詮は円盤空母でしょ」なんていってる旧作ファンの方、このシーンを見たら絶対欲しくなっちゃいますよ!

 ということで早速恒例のランナーチェック。
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 ますはA枠。ポルメリア級の艦隊中央下部のパーツとオマケ的に付属するメカコレクションサイズの艦載機「DWG299メランカ」の機体下面部分が収まっています。
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 続いてのB枠は2枚。船体下面を構成する紫がかったグレーのパーツ。
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 C枠も2枚。艦体のでっぱり部分を構成する上面のグリーンのパーツ。実はこのパーツだけでも結構なボリュームがあります。
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 そして最もボリュームがあるのがD枠。枠っていうよりもパーツにタグが付いた状態です。これひっくり返して夕飯のおかずの刺身とか盛れそうなサイズ(笑)。
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 つづいてのD枠も2枚。艦体下面の中央部、劇中では強力なビームを発射する部分と上面の丸いでっぱりなんかが収まっています。E2のランナーは複数必要なパーツを用意するためのもの。E1のランナーは上手いこと構成されていますね。
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 F枠はガミラス艦ならではの小さな突起やメカコレサイズのメランカに使用するミサイルなど。F1ランナーにはメランカの上面が納まっています。
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 このF枠にはポルメリア級と同じ1/1000サイズのメランカ2機も付属します。1/1000だとさすがにちいさいなぁ!
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 G枠は船体下面の透明部分とメカコレメランカに使用するクリアーパーツ。成型色はクリアーイエローで、材質はガンプラのビームサーベルなんかに採用されているのと同じような少し柔らかめの樹脂で成形されています。
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 H枠は艦体のメカ部分やメカコレメランカのスタンド、ポルメリア級のスタンドに使用するパーツなど。
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 で、そのスタンドのベースがI枠。これまでの2199シリーズのスタンドとは異なり大ガミラスの紋章を象ったものとなっています。これ、金色に塗ってベルトのバックルとかにすると良いんじゃない? ――いや、良くないな(笑)。
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 J枠も同じものが2枚。主に艦体に使用するパーツ。ちょっと写真が白っぽくなっちゃってますが、B枠同じ紫がかったグレーで成形されています。
これに加えて専用スタンドに使用する3mm径の金属線が付属します。

 さて、これでキットパーツは全部。意外と少ないパーツ数で構成されています。じゃあ一気に仮組みしちゃいましょう!

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 はい、ドン! ポルメリア級とメランカ両方組んで1時間半ほどで組みあがりました。
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 ポルメリア級単体で。この異様な感じはガミラス艦セット1を作った時に勝るとも劣らないインパクト(笑)。
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 これは表側。いわゆるヤマトに登場する戦艦とはかけ離れたイメージです。
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 こちらは裏側。なんだかこう、甲殻類のイメージなんですよね、個人的に。キットの中に蟹カマボコ詰めて食べたら美味そう、みたいな。
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 結構複雑な形状にもかかわらず、何の問題もなくピッタリと組みあがりました。これぞバンダイ脅威の技術力。クリアーパーツ部分は劇中で発光する部分。これはまた発光させろってことかぁ~!
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 艦載機の発進はでっぱり裏側のシャッター部分から。キットでは稼動しませんが、差し替えで発進シーンの再現なんていうのも面白そう。
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 裏側中央部分からは超強力なビームが発射されます。どうせならこれも発光させてみたいなぁ。
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 専用のスタンドはこんな感じです。ポルメリア級に負けない中々の存在感。しっかり塗装して仕上げたいところ。
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 で、これはメカコレサイズのメランカ。非常に良くできています。
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裏側はこんな感じ。透明パーツも良い効果を発揮してます。
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 キットには1/1000サイズのメランカも付属。これで発進シーンも再現できます。

 さて、ここまでの印象は、とにかく“デカイ!”。どれだけデカイかというと、
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 こんなにデカイ。相当でかいデストリア級と比べてもこの大きさ。こりゃあ塗装が大変そうだ。
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 で、組立時のちょっとした注意点。このポルメリア級、曲面で構成されるところが多いのでゲートの処理がしにくいところもあります。写真のような3次曲面の所は特に注意。まあ、ほとんどのところはそれぞれのパーツに隠れて見えなくなるような設計になってるんですけどね。それでもきれいに処理しておくと組みつけがきちんと収まります。
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 それからガミラス側の艦艇に共通の小さなトンガリパーツは接着する仕様なんですが、写真の部分は番号を間違えないように注意してください。これを間違えちゃうと方向が変なことになっちゃいます。このパーツはかなり小さいので、ゲート跡は接着後に成形したほうが楽かもしれません。先っちょの白いとんがったパーツもしっかりシャープに成形したいところですな。

 さぁて、これをどうやって仕上げようか色々と考えます。
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 まず船体の上面は多少のっぺりした印象なので何か仕掛けをしたいところ。ディテールを加えるか塗装に凝るか。そのあたりは考えどころです。
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 考えながら一度組み立てたパーツを分解。構造を改めて確認しながら色々とアイディアをめぐらせます。これができるのがスナップフィットのいいところ。
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 やっぱり電飾は欲しいなぁ。でも劇中では回転するんですよね、この部分の発光が。
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 電飾や電源のスペースは十分取れそうですが、上手く光源を配置しないとショボイ感じになってしまいそう。よく考えよう。
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 考えながら各パーツの表面を整えます。パーツ自体も大きいので若干のヒケが見られます。使うのは3Mのスポンジヤスリ。曲面には一番効率の良いヤスリです。
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 でもって、でかいので中々表面処理が終わらない(笑)。まあ、初回なんで、今回はこれくらいで勘弁しといてやろうか、オレを。

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 ということで今回はここまで。意外と淡白な形状なので、どう仕上げるかはアイディア次第。取り組みがいのあるキットです。アイディアは沢山あるので選択に悩むところ。どんな工夫をするかは次回をお楽しみに。

 それではそろそろこの辺で。
 次回も、乞御期待!!

(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会


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