線香亭無暗のやたら模型制作室
はいはい皆様、1週間のご無沙汰です。
最近、一般メディアでも話題の秋葉原UDXで行われていた『ガンプラEXPO』。中でも話題は、世界規模で行われるバンダイ主宰の『ガンプラビルダーズワールドカップ』。7月6日に行われた日本代表の表彰式を、わたくし線香亭もしっかり見に行ってまいりました。いやぁ、会場に展示されていた作品は、さすが全国大会を勝ち抜いてきた力作揃いでどれも見応えがあり、MPJのモデラーとして喜ばしいやら冷汗をかくやら。こりゃあこっちも負けてられんわい、という事で、バンダイ HGUC 1/144 「MS-07B-3 グフ カスタム」2回目。早速、張り切ってまいりましょう。

さて、前回はキットの紹介。組み立てたり分解したりして今後の製作過程を検討する、という所で終わってました。今回は本格的に製作開始。まずはウでまわりから始めましょう。

まず、キットはこんな状態。


どうしても気になる肩のスパイクアーマーの加工から始めましょう。

最初に作ったのはこんなパーツ。1mmプラバンを切出したものに5mm角棒を挟み込んで接着。ポリキャップはキットに付属していた1番のものを使用しました。丁度いい大きさだったもんで。キット付属の1番のポリキャップを使うと1個足りないんですが、そこはそれ。昔作ったキットで余ったポリキャップを取っておいたのを使いました。これぞエコモデリング! キットのポリキャップを使用しない方は3mmの穴が空いた市販のポリキャップを使用してもOKです。で、これはなんなのかというと、
 
はい、こんなふうに使います。MG2.0のザクやグフなどで採用されていた肩アーマーの接続ジョイントを参考に作ってみました。写真左のように稼動します。

スパイクアーマーを取付けてみました。これで大幅な可動範囲を確保。特に真横にウデを上げた時の効果が大きい。

こんなふうに整備中の雰囲気を再現できたり、ヒートロッドを射出したときのアクションもキマるようになります。で、スパイクアーマーの加工はどんなふうになっているかというと、こんな感じ。

まずはパーツを接着してから、潔くサイドのスパイク部分を切り離し。切断には“もしかしたら切り離した後のパーツがつかえるんじゃないか?”と思ってシモムラアレックのハイパーカットソーを使いました。

でもって、内部のポリキャップの受け軸や接続ダボなどをきれいに削り取ってしまいます。こういう時はモーターツールが便利。で、ついでにフチのウスウス攻撃。こっちも最初はモーターツールで。仕上げは手作業です。

センターの曲がったスパイクは形を変更したいので根元部分を切り離し、そこから上をエポパテで作り直します。

こんな感じに出来上がりました。写真右がノーマル。

大分良い感じに仕上がりました。改造後のパーツには先程制作したフレームパーツに接続できるよう、3mmプラ棒のジョイントを付けています。さて、ここからが問題。

アーマーの両側に付くスパイクなんですが、切り取ったパーツをあてがってみたら、微妙にボリューム感に欠ける。これ、センターのスパイクの形状を変えた影響だと思うんですが、もっと細身で高さが欲しい。ということで、早速エポパテを削り出してみました。

そうそう、こんな感じ。作り方は、硬化したエポパテの塊に穴を開け、リューターの先っちょに取付けて旋盤加工。つまり削られる方を回転させておいて刃物で削り出すわけですね。で、これを後3個作ればいいのか、って結構大変だなぁ。こりゃ久しぶりに複製かな? と思ってシリコンゴムとキャストを探してみたけど、ゴムのほうが品切れ。で、しょうがないんで、おじいさんは秋葉に買出しに行きましたとさ。

そしたらあったじゃないか、そんなパーツが。ということで早速購入。コトブキヤM.S.Gの「スパイク」と「丸ノズル(L)」です。シリコンゴム買うより安く仕上がって良かった。

スパイクのほうは6mm、丸ノズルのほうは7mmのものを使います。ちょっと見で「スパイクは6mmが6個入ってるから1セット買えば足りるな」と思ったらスパイクの高さが違うものが3個ずつ入ってた。まあ最初に作った自作のスパイクがほぼ同じ大きさだったので、足りない1個はそれを使うからいいや。全部これで済まそうという人は2セットいるので注意が必要です。ザクなら良かったんだけどね。「ザクとは違う」のですよ。

もうひとつ注意点。取付ける面が曲面なので、ちょっと工夫が必要です。付位置に直径7mmの円形の平面を作るか、取付けるパーツの底面を加工するか。そうしないと大きく隙間が開いてしまう。そこで一番簡単に済む方法として丸ノズルの真ん中に穴を開け、キットパーツとの接合面も薄く削りこんでおきました。これでも若干隙間はできるんですが、接着剤で埋まりそうな程度なんで大丈夫。

てなわけで無事接着。サイドのスパイクの位置も、バランスを考えて若干下側に持ってきてます。うん、なんか満足。

つづいては胴体にかかります。

まずは間違い探しクイズ。上の写真で右半分と左半分。違うところが一箇所あります。さて、どこでしょうか?


はい、もうおわかりですね。正解は腰の両サイドにあるパーツの付け位置。ここにパイプが通るようなデザインなので、これを上げてやることで正面に出てくるパイプの位置を上げてやろうという魂胆です。改造方法は意外とお手軽。

まずはハイパーカットソーで元のパーツの根元に切り込みを入れ、

上下をデザインカッターで切り離し、

上下をひっくり返して接着。これだけです。0.1mmというごく薄のハイパーカットソーならではの簡単加工。切り離したパーツがそのまま使えるというのは非常に便利。


続いてフロントアーマーの小改造。途中からか可動するようになってるんですが、補強のリブが干渉して可動範囲が狭くなってしまっています。これを解消するために上の写真の赤で囲った部分を削り取りました。

あ、しまった。改造前の写真を撮るのを忘れていた。ということで効果がわかりづらいんですが、こんなふうに可動。結構大きく可動するようになりました。

組んでみたところ。うむ、余は満足じゃ。


ついでに首の付け根部分のパーツも小改造。キットのままだと首の上下可動があまり利かないので、結構大胆に削り取りました。これで可動範囲が拡大するはず。さて、ここまでできたパーツを組上げてみましたよ。



はい、こんな感じに仕上がっております。片方のスパイクアーマーがないのは只今パテの硬化待ち中だから。文中には書いてませんが、手を入れた箇所には全てサンディングスティックをあててシャープに面出ししています。次回は頭や足などに手を加えていこうかな、と思っていますのでお楽しみに。

それでは今回はこの辺で。次回も乞御期待!!

(C)創通・サンライズ

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