線香亭無暗のやたら模型制作室
はい皆様、1週間のご無沙汰でした。
つい先日、上井草模型倶楽部という某業界の模型好きが集まる展示会に参加させていただきました。まあ、何歳になっても同好の氏で趣味の話をするというのは嬉しいもので、実に楽しい時間を過ごさせていただきました。それにやっぱり、自分以外の作品を生で見るというのは大変刺激になります。なるほどと感心したり、力作に圧倒されたり、果ては「ここの黄色は何で塗ったの?」なんて、元も子もない質問をしたりで、模型作りのモチベーションアップは間違いなし。皆さんもそういった集まりがあったら、ぜひ参加されることをオススメします。『モデラーよ、たまにはエアブラシをおいて街へ出よ』って感じですな。あ、でも、エアブラシは置いてもピンセットと瞬着は持っていったほうがいいです。輸送で壊れて展示できなかったりすると悲しいですから。
てな具合で今回からは新ネタ。モチベーションも上がったところで、張り切ってまいりましょう!

で、今回からのお題はこれ。

バンダイ HGUC 1/144 「MS-07B-3 グフ カスタム」です。

OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する機体で、08小隊との市街戦で縦横無尽に駆け回る姿が印象的でした。機体デザインはカトキハジメ氏。インストによるとジオン本国で再設計、アップデートされたパーツを多用した07系の最終型ということで、従来の07系とは一線を画す性能を発揮したとのこと。どうりで強いわけだ。いや、先日ちょいと見かけた素組みの完成品がカッコよかったもんで、ついつい購入して積んであったんですが、ここいらで登場してもらおうということで、しばらくバンダイ HGUC 1/144 「MS-07B-3 グフ カスタム」でお付き合いのほどを。

では各ランナーの様子から。

まずは多色成型のAランナー。軟質樹脂の動力パイプなど、素材の異なるものまで同じランナーに収めてしまう、バンダイ脅威の技術力。


続いてBランナー。こちらは主に外装部分のライトブルーのパーツ。


Cランナーは武器類や手のひらなど。


Dランナーは関節部分のパーツが納まります。他にポリキャップ、軟質樹脂の給弾ベルト、ヒート・ロッド用の針金、ホイルシールが付属します。

さて、お次は仮組み。

はい、何の問題もなくスイスイと組みあがりました。時間にして3~40分といった所でしょうか。馴れない方でも集中して2時間もあれば組みあがると思います。シールドに付いたガトリングガンが目を引きますね。ガトリングガンは取り外しもできるようになってまして、取り外してみたのが次の写真。

いきなり“グフ度”がアップしました。こういうところもキャラクターモデルの楽しさですね。続いて三面。

かなりマッチョな印象のグフカスタムを、よく再現しています。手足のバランスもほぼ問題なし。何といっても画面で見た時の雰囲気を非常によく表しているんじゃないかと思います。

アクションポーズも決まります。が、思ったよりも可動範囲は狭い印象。可動重視派の人はちょっと工夫が必要な箇所が多いかもしれません。てなところで、まずは可動の様子を見ていきましょう。


まずは腕まわりの可動範囲。ヒジ関節は90度ちょっとまで曲がります。肩関節は比較的大きく開くようになっているので胸を張ったポーズが付けやすくなっています。ただ肩パーツとスパイクアーマー部分が干渉して上下の動きはかなり制約されてしまいます。何とかしたいな。


続いて脚部分。ヒザ関節はHGUCとしては十分なくらい。かなり深くまで曲がります。これ以上稼動させるとなると関節を引き出し式にしないといけない。

足首は若干引き出しができるようになっていて、これが効果絶大。足裏の接地力がかなり増しています。

さて、この辺で一度バラして、どんな構造になっているのか確かめてみましょう。いつもだったら前半にこういう解説をするんですけど、稼動範囲を見た後だと、各部の工夫がわかって面白いですよ。

まずは頭部とバックパック。このキット、HGUCのザクF2の設計が随所に活かされてまして、“ザクの進化型であるグフ”という設定を彷彿させてくれます。なので頭部の分割はザクF2とほぼ同様。バックパックは意外とアッサリ目の処理となっています。

続いて胴体部分。ここも基本的にはF2の設計を踏襲した形です。ただ腰のフロントアーマーはライン途中から可動するなど、B-3グフオリジナルの設計も見受けられます。

ウデ部分は非常に良い設計。完全ではないものの、内部フレーム構造を意識させるパーツ構成で実感を高めているだけでなく、二の腕や下碗部などが一体成型されているので、接着してラインを消すという手間を省けます。パーティングラインの処理だけで済むわけですね。スパイクアーマーの取付けは一軸ですが。、ここは何か工夫をしたいところ。可動範囲の拡大とディテールアップの両立を図りたいところです。

脚部はこんなパーツ構成。ここも部分的に内部フレーム構造が採用されています。セミモノコックって感じがして中々好み。可動範囲に関して不満はないのでちょっとした一工夫で済みそうな部分。


続いては武器類。まずは印象的なガトリング砲から。

はい、こんな構造になっていて、完成後も取り外しができるようになっています。ガトリングにサーベルにとなると、最早シールドというよりもウェポンラックみたいになってますが。

はい、これがバラした状態。細かく言えば色々と気になる所はあるんですが、まあ、それは追々。

あ、そういえばヒート・ロッドも付いてたんだった。ここもちょっと手を加えようと思っています。

で、デザイン的なところで気になった部分をいくつか。

まずは両肩のスパイクアーマー。設定画を見ると確かにこんな感じなんですが、真ん中のスパイクはもう少し何とかしたい所。サイドのスパイクも付け位置を変更しようと思います。

頭部の形状は好みにもよるんでしょうが若干手を加えようと思います。問題は動力パイプをどう処理するかだな。

左手の3連装ガトリングガンはB-3のアイデンティティーのひとつ。ただ取り外した時が模型然としてしまうので、チト工夫が必要です。まあ、面倒な人はハメ殺しにしちゃえばいいんですけどね。

腰部分の動力パイプの取り回しはチト難あり。グフって、フロント部分にもっと鋭角に動力パイプが出てくる印象なので、何とか加工したいと思います。

脚部は特に不満はないんですが、小技で充実度をアップを計ろうと思案中。

バックパックは設定どおりなんですが、ちと面白みにかけるかなぁと思います。“地上用”な演出をしてみたいと思います。

じゃあ、最後にサービスカットでF2ザクとツーショット。同じデザインラインで構成されたMSが2体並ぶと様になりますなぁ。


てなところで、今週はここまで。次週からは工作に入ります。はてさて、どんなB-3グフが出来上がることやら。

それでは今回はこの辺で。次回も乞御期待!!

(C)創通・サンライズ

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