線香亭無暗のやたら模型制作室
はい皆さん、脳味噌が溶けそうな日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、ここ最近地デジ難民ネタばっかりで申し訳ないんですが、テレビが見られなくなったのでラジオを聞くことが多くなりました。よく聞くのはNHKのAM。お気に入りは『子供電話相談室』だったんですが、つい先日から高校野球中継になっちゃって、楽しみが半減。ところがですよ。大変なことが判明しました。それは――野球中継のスピードに耳が付いていかない!!ってコト。
子供電話相談室のまったりしたテンポの時は感じなかったんですが、野球中継のスピードの速いこと速いこと。試合状況が良く飲み込めません。昔はよくラジオで野球中継なんか聞いてたんですが、全然普通に聞けてたハズ。これはきっとテレビに慣れすぎて、耳から情報を得る能力が錆びてるんですね。模型の色を塗るのに「日頃の観察が大事」とか、人様に言ってる場合じゃない。ということで、耳が慣れるまで、しばらくラジオのスポーツ中継で訓練しようかと思っています。てな訳で地デジ難民はまだまだ続きそうな今日この頃です。
さて、それはさておき、今回はバンダイ HGUC 1/144 「MSN-001A1 デルタプラス」3回目。張り切ってまいりましょう。

さて、前回までの成果はこんな感じ。

「MS形態の写真も載せてくれっ」っていうメールをいただいたんで撮ってみましたよ。で、残りは腕とバインダー、武器類を残すのみとなってました。まずは腕から、早速作業開始。


肩、腕のパーツ構成はこんなふうになっています。腕部に気になるところはありませんが、問題なのは肩。

前後のアーマーに挟まれてスラスターが付いているデザインなんですが、このスラスター部分が妙にデカイ。

反対側から見るともっとよくわかります。ただこの部分の小型化ってどうすりゃいいんだ? 全部バラして、真ん中で切り詰めると前後のアーマーの厚みとかフレーム部分の接合とか何とかしなきゃいけないし、大工事になりそうだなぁ、としばし考えます。で、結論。しょうがないから真ん中のスラスターの表面部分だけ上手いこと削ろう!

これは元の状態。パーツの厚みを確認すると、スラスターの角の面取り、いわゆるC面がなくなる位までは削り込みが利きそうです。

で、なんとか削りこんだ状態。セラミックカンナやヤスリ類、サンドペーパーなど、もう“削る工具大行進”な勢いで加工しました。経験のある方はおわかりかと思うんですが、こういう削り込みが一番厄介なんですよね。

反対側から見たところ。左側が加工前。右が加工後です。ううん。上下や長さも削り込んでます。まだちょっとデカイ感じがするけど、これ以上やると部分的にパーツに穴を空ける可能性があるので仕方がない。この辺でやめときましょう。

もう一点、比較写真。手前が加工前、奥側が加工後。努力の割には効果が薄い(泣)。どうしても気になるという方は接続フレームを活かしてスクラッチしてしまったほうが早いかもしれません。

そんなこんなで碗部の加工も終了。肩以外はヤスリで製面し、スジボリなどを深く掘りなおしただけ。うん、まあ、いいか! いいんじゃないのか!!

あ、忘れてました。丁度前回の更新と同じくらいのタイミングでMG版のデルタプラスが発売されたんですが。それを見たら肩口のスラスターがこんな感じになってたんで、プラバンで修正しときました。

さて、続いてはバインダー。

結構、アッサリとした雰囲気ですが、これはMS形態時の状態。

ウェーブライダー時にはこんなふうに展開します。特徴は前部の補助翼。パーツ構成はこんなふうになっています。

至ってシンプル。まずは可変翼の後ハメ加工から。

ギリギリでハメコミができるよう組付けを確かめながらジョイント部を切り欠きます。あんまり何回も取付けを確認しているとプラがパキッといくので、1回やって確認するくらいにしておいたほうがいいでしょう。

続いて翼のウスウス加工。写真は削り込みの具合を確認するためにサフを吹いたところ。

結局、吹いたサフを前部削り落とす位まで薄く加工しました。この時に機体下面になるほうはなるべくフラットに、上面は山ができるように削るのが“飛びそうな翼”を作るコツです。

最近のキャラクターキットでは、なぜか翼の上面形と下面形が同じというものをよく見かけます。まあ、キャラクターキットですからあんまり気にすることもないんですが、どうもその辺、気になっちゃうんですよね。元々翼っていうのは上側を流れる空気と下側を流れる空気の流速差で揚力を生み出してるわけで、それが上下面同じ形だと『飛ぶ翼』にはなりません。図で書くとこんな感じ。

空気の抵抗差で翼を持ち上げているわけですね。ちなみにウェイブライダーっていうのは、物体が高速で移動する時に起こるショックウェーヴに乗って飛行する機体のことで、ボディリフト機に代表される形式です。普通の飛行機は翼の上面に一番の抵抗を設けて、他の部分はなるべく空気抵抗を減らそうとするんですが、ボディリフト機は翼面積を小さく採った分、積極的に機体でも浮力を得ようとする形式のこと。この間、最後のミッションを終えたスペースシャトル オービターなんかもこの形式を取り入れた機体です。
閑話休題。

さて、バインダーの加工の続き。

続いてディテールを追加。ウェイブライダー時には隠れて気にならない所ですが、MS形態時には丸出しになってしまう部分。ちょっと寂しいのでプラバンでディテールを追加しました。

反対側も同じように加工して完了。ディテール用のプラバンは2枚重ねて切出しておくとラクチンです。

続いては変形用のサブユニット。ウェイブライダー時には機頭になるパーツです。

ただのサブユニットではなく武器の収納コンテナも兼ねていて、ビームサーベル2本とランチャー×2、先端にはビームキャノンが装備されています。

パーツ構成はこんな感じ。ウェブライダー変形時には中央のフレームパーツを外して、先端と後ろ側のパーツを別々に取り付けるようになっています。

で、気になるのはココ。さっき書いたような空気抵抗の話をするなら、せめて武器類をリトラクタブルにしたいとこなんですけど、デザイン的にデルタプラスのアイデンティティーな気がしたもんで、悩んだ末、このまま行こうと決めました。

それでもただ組んだんじゃ面白みがないので、ビームサーベルを取り外しできるようにしようと思います。上の写真で言うと後ろ側の白いパーツ2本の部分。

そこで元のパーツを取り外し、中身を削り取り、上手く収まるように加工した5mmプラパイプを仕込みます。これがサーベルの受けになるわけですね。

アップだとこんな風。白く見えるのは3mmプラ棒。接着してからサーベルが入らないと困るので、こんな感じで差し込んでから、プラパイプだけ接着剤で固定します。

反対側はこんな感じです。この後3mmプラ棒をサーベル状に加工します。

はい出来上がり。上下を接着してしまうと白い部分を塗りにくそうだったので、塗装してから組み込み、その後、外装パーツを接着しました。写真は合わせ目消しの時に傷が付きそうだったんで、マスキングしちゃってます。サーベルは3mmプラ棒に0.3mmプラバンを巻いて接着。ヤスリで形状を整えたら、ディテール追加してそれらしく。

ついでにMS形態時のバインダー取り付けフレームも肉抜き穴を埋めておきました。ここ、意外と目立つのでやっておきたい加工です。


てな感じで今回もそろそろ終了。こんな感じに出来上がってます。

さて、次回はいよいよ仕上げ編。今回はちょっと凝った仕上げを考えてます。どんなことをやるかは、はてさて次回のお楽しみ。

てなわけで、
それでは次回も、乞御期待!!

(C)創通・サンライズ

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