線香亭無暗のやたら模型制作室
ええー、この間の台風からこっち妙に涼しくなっちゃって、なんだか夏っていう感じもしないと思ってたら今日あたり急に暑くなるという、一体どうなってんだ的な気候ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
一体どうなってんだで思い出したんですが、私、押しも押されもせぬ立派な地デジ難民でして、7月24日以来、テレビ番組というものを見ていません。まあ、たまにHDレコーダーに録画しておいた番組やらDVDやらは見るんですが、テレビがついている時間は激減。人間良くしたもんで、そんな生活が1週間も続くと狎れちゃうんですね。別にどうという事もなくなってくるのが面白い。知り合いに『地デジコールセンターに電話すると三ヶ月はチューナーを貸してくれるよ』なんてことを言われたりするんですが、別に無料でくれる訳じゃなし、よく考えたら国と放送事業者が勝手に決めたことを、個人負担で対応するってのも妙な国だなぁ、と思ったりします。『国民の利益を優先』って言うなら子供手当てよりもチューナー無料配布のほうが優先じゃないのか? まあ、テレビを見なくなった分、作業は捗るんで結構なことかもしれません。ただ……スーパーヒーロータイムが見られないのがちょっと寂しい!!てな訳で、どなたか地デジチューナーをただでくれる方募集中です。
さて馬鹿話はこの辺にして、バンダイ HGUC 1/144 「MSN-001A1 デルタプラス」2回目、張り切ってまいりましょう。

まずは前回までの状態。こんな感じになってました。

頭部と上半身を中心にいじくりまわしたところ。ここからさらに手を加えて、現在はこんな感じになっています。

腹部分の左右をきれいに成型したのと、頭の後ろ部分に0.3mmプラバンでディテールを追加。後はスジボリを深くしたのと、全体にエッジが出るようにヤスリがけを行いました。

首は後ろ側の肉抜きをエポパテで埋めました。殆んど見えない所なんで気にならない方はスルーしてもOKです。今回は胴体左右の成型にエポパテを使ったので、モノのついでに。でもって、今回は下半身のディテールアップから。


これはキットのまま。基本的にはよくできてるんで、それほど気になるところもないんですが、“もっとこうしたらいいんじゃない?”という所に手を加えていきます。まずは股間ブロックの上にあるアーマー状のパーツから。“へそ周り”とでも言いましょうか。前と後、2重装甲のようになっていますが、今ひとつはっきりしない感じがします。これは前後のパーツの端っこが似たような角度になっているため。ラインのつながりが良すぎて感覚的に引っかからないんですね。

そこで、あえて端っこの角度を変えることで“別パーツ感”を演出します。

アップで見るとこんなふう。ちょっと主張が強くなりました。


続いて股間ブロックのディテールアップ。まずは面出しでシャープに整形し、スジボリを彫り直します。

気になるのは下側のくぼみ部分。ツルンとしていて寂しいのでディテールを追加します。

元のパーツをヤスってプラバンを貼る余地を作っておいて、エバーグリーンのギザギザのプラバンを張り込みます。これでなんとなくスラスターっぽくなるから不思議。この辺り、元々のデザインでは何にもないのかもしれません。その方がなんとなくスマートだしね。ただ立体物として見た時に、こうしたディテールを加えることで、ただの窪みに意味が出て来るのが面白いんですね。

そんなこんなで下半身も大体出来上がり。

お次は足回りにまいりましょう。

このデルタプラスでは最もわかりやすく百式の後継機を感じさせる部分です。

全体はこんなふう。フトモモのスリムな感じとスネのマッチョな組み合わせが面白いですね。“可変機”って感じがよく出てます。

全体のパーツ構成はこんなふうになっています。あ、フトモモは組み付けて接着しちゃったのでバラせてません。ちなみに足首は変形時にカカトパーツを差換えて取り付けるようになっています。

ではまずスネのフレームパーツから。これは未加工の状態。

それをこんな感じにバラします。この後接着して、下の写真のように加工。

はい、シリンダーを可動にするためにあちこち切断したんですね。これ1/100の百式なんかでは丁度同じようなフレーム構成で、可動式のシリンダーになってるんで採用してみました。スネのスラスターのディテールは、この後の加工で邪魔になりそうだったんで先に切り取っておきました。その詳細は後ほど。

で、シリンダー部分のアップ。キットパーツを目いっぱい活かす形で制作。作り方は接着後のパーツに2mmピンバイスで穴を開けた後、上側になるアウターだけ2.2mmのピンバイスで穴を拡大。インナーには2mmプラ棒を使いました。こうしないと塗装後にスムーズに稼動しませんからね。フレームとの接続はスプリングパイプを使用。太いほうは2mm、足首側の細いほうは1.5mmを使っています。

組み付けるとこんなふうになります。シリンダーとフレームの接続にスプリングパイプを使ったのは、なるべくキットパーツを活かしたかったから。パーツを採寸して簡単な図面を引いて見たところ、機械的に動作させようとすると結構な手間がかかることがわかったためです。『もうそれなら新造した方が早いじゃん』位に手間がかかりそうだったので、組み付け後も若干の無理が利くスプリングパイプにしたという訳です。

稼動させるとこんな感じ。結構地味な可動ですが、この改造の本当の実力はここから。

はい、ウエイブライダー用のカカトパーツと差換えてみた所。ウエイブライダー用の足首のフレームには2mmプラ棒を加工してシリンダーの取り付けパーツを作ってあります。こうすることによってウエイブライダー変形時に余計な隙間がなくなるんですね。

足首パーツを取り付けたところ。手前が改造後。上がノーマルの状態です。ね、ずいぶん違うでしょ。この改造は稼動させるのが目的というよりも、ここを何とかしたかったんです。

さて、続いては外装パーツの改造。まずはウエイブライダー時の後ろ側を見ていただきましょう。

後ろから見ると脚部のスラスターが見えません。パッケージの機体解説によると、変形時はお尻のスラスターに動力系統が移るという事なんですが、せっかく大容量っぽい脚部のスラスターを活かさない手はありません。

そうなると足首に邪魔されて実力を発揮できなさそうな脚部スラスターを何とかしたい所。

そこでエポパテを盛り付けて脚部スラスターを大型化することにしました。幸い元から外付けっぽいデザインなので、その部分だけを重点的にボリュームアップ。設定重視のユーザーさんから文句が来そうな気もするけど。

で、何とか成型。この後、出来上がった片方をゲージ代わりに反対側も仕上げます。実はこの改造をするためにフレームのスラスター状のディテールを切り取ってたんですね。

エポパテが硬化する間に、スネの後ろ側に付くスタビライザー?的なパーツにもディテール追加。ここも股間に使ったエバーグリーンの段状のプラバンを張り込みます。

そして、出来上がったパーツを組み付け。結構良い感じに仕上がってるんじゃない?

これは片方が出来上がった状態で組みつけてみたところ。向かって左側が改造後。これぐらい出っ張っていれば何とか足のスラスターも機能しそう。

シリンダーも、まだ片一方だけ加工済みの状態。組みつけてみたほうが改造の効果がわかりますね。

この後、スラスターの内部ディテールをプラバンで作り直して、残ったシリンダーの可動部分の工作を終えたら、今回はそろそろ終了。


これが今回の成果。今の所無事に左右の加工も終わり、眺め回してニヤニヤしている所です。最初はどうなることかと思ったけど、何とかちゃんとデルタプラスに収まりそうだなぁ、と自分でも安心しております。工作部分の残りは腕とバインダー、武器類を残すのみ。その辺りは次回にご覧頂きましょう。

てな訳で、次回も、乞御期待!!

(C)創通・サンライズ

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