線香亭無暗のやたら模型制作室
はい、皆さんご機嫌いかがでしょうか。
巷ではWF2011[夏]も無事終了。MPJでも恒例のレポートが掲載されてますね。今年は色々あったので開催が心配されましたが、いつもと同じような盛り上がりを見せ一安心。こういう時だからこそ“物を作る”という事に目を向けていたと思います。模型好きの人々には一時の娯楽を、そうでない人にはわけのわからん御託を。1周年を迎えた「やたら模型制作室」、あいも変わらずそんな按配で進んで行きたいと思います。どうぞ宜しくお付き合いのほどを。
さてさて、そんなこんなで今回からは新ネタ。久々にガンプラを作りますよ!

何を作るかといえばコレ。

はい、バンダイ HGUC 1/144 「MSN-001A1 デルタプラス」です。MGじゃないところがウチらしいですな。発売は2010年9月ですから、もう手に入れている方も多いかと思いますが、8月発売のMGデルタプラスの予習のつもりで行ってみましょう。では早速、ランナーの様子から。


まずはA枠。胴体や足先部分の紺色のパーツと各部のポイントカラーとなる白、それから胴体のメインカラーであるグレーのパーツで構成されています。


続いてB枠。スネとバインダー部分のパーツがメイン。


C枠は同じものが2枚。バインダーのウイング部分や碗部、脚部など対になるパーツが収まります。


フレーム部のパーツがメインとなるD枠。本体色より一段くらいグレーで成型されています。


最後はABSのE枠とポリキャップ、サーベルのクリアーパーツなど。ホイルシールも付属します。
お次は仮組み。


特に注意する点などもなくスムーズに組み上がりました。中々男前です。三面はこんなふう。

はい皆さん。どこかで見覚えある雰囲気ですよね。そうです。このデルタプラスは、ガンダムUCに登場する“百式の後継機”なんですね。劇中ではリディ・マーセナルの操縦で長距離航行の後、単独で大気圏突入を果たすという高性能ぶりを発揮しました。キットは小説版からアニメ化される折にリファインされたデザインを再現しています。最初のバージョンとヒザ周りのデザインがちょっと違う。改造して小説版を再現する、なんていうのも面白そうですね。

全体のパーツ構成はこんな感じになっています。そしてこんなパーツも。

変形用のボディーとカカト。そうです、このデルタプラスは可変機なんですね。組み換えで変形させられるようにできています。

ウェイブライダー形態としては非常に個性的。補助翼がいい味出してますね。


3面で見るとこんな感じ。Z系とは若干異なった変形パターンです。

さて、このあたりで今回の作例をどう料理するか、キットをいじくり回しながら考えます。といっても本編の設定に沿ったようなものは、すでに他の媒体で作られちゃってるんですよね。ううむ、同じことをやっても面白くないしなぁ、ということで今回は『オレ的デルタプラス』をテーマに作ってみたいと思います。デルタプラスの基本形状は守りながら「可変機ってこうだよね」とか「百式の後継機ってこうなんじゃない」という辺りを追求してみたいと思います。こういうのが一番楽しいんだよね。うう、燃えるぜ!!

ということで早速作業に入りましょ。まずは頭部から。

これがキットのまま。3面はこんな感じになっています。

パーツ構成はこんなふうです。

フェイス部とクリアパーツのバイザー、頭部は左右分割で冠が着くという構成。フェイス部にはツインアイカメラのディテールが施されています。気になるのはフェイス部がずいぶん面長に見えるという事。ツインアイも一工夫したい所ですな。

ということで早速加工。アゴの部分はディテールごと大分削りこみ、プラバンでディテールを再生。ツインアイはフラットブラックで塗りつぶした後、目玉部分にシルバーを塗り、その上からハセガワのTFシートのクリアーレッドを全体に貼りこみ。

さらにバイザーのクリアーパーツにはTFシートの「偏光フィニッシュ グリーン~マゼンタ」を貼りました。ちょっと面白い効果が出るんじゃない? ってことで。後は各部のディテールの彫り直しや面出し。冠部分のウスウス攻撃などを炸裂させてとりあえず終了。

ざっとこんな感じになりました。カメラ部分は組み立て後のマスキングが大変そうだったので、この時点でマスクしています。大分小顔になりましたね。百式のイメージで言うなら面長でもいいんですけど、個人的な思い入れとして“可変機の顔は小さい”っていうのがあるもんで、こんな処理にしてみました。顔の横のインテークは掘り込んで大きく深く、頬の横の張り出しの端っこはヤスリで角度を変更。直角に見えるように修正しました。

続いて気になった所。

胴体の腹部分が左右に太くないか? 設定画と見比べても太いような気がする。

ということで、ウエスト部分をダイエット。腹部分のパーツを接着しておいて、左右をハイパーカットソーで切り離し。その後、どれ位の太さで腹部分を仕上げようか見極めるため、一度仮組みします。

あ、これいいかもしれない。写真は切りっぱなしの状態。元のデザインはもうちょっと太いんだけど、こっちの方が可変機っぽいってことで、だいぶ細めの腹で仕上げることに決定。最初のほうの3面写真と見比べていただけると違いがわかるんじゃないかと思います。そうと決まれば、穴の開いた腹部分の両側にプラバンを貼り、エポキシパテを盛り付けて成型。

成型途中にちょっと思いついたんでイタズラしてみました。コックピットの上部分を切り離し、わざと隙間ができるように成型。中身も削り落としてプラバンで作ったフレームっぽいパーツを仕込んでみました。これだとMS形態時にも“いかにも可変機”って感じが出るんじゃないかと。

ということで今回までの成果がこれ。なんだかZガンダムの最終回みたいな画像になってますが……。よくよく考えると、この時点で、すでに大分“好き勝手具合”が炸裂。我ながら先行きが心配になってきたぞ。まあ、こんな楽しみ方があってもいいんじゃないかってことで、今回はこの辺で。

はてさて次はどうなることやら、
それでは次回も、乞御期待!!

(C)創通・サンライズ

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2 Responses to “バンダイ HGUC 1/144 「MSN-001A1 デルタプラス」 その1”

  • うさぎ小屋の住人:

    待ってました!
    HGUCのデルタプラスは自分のイメージと大きくずれていたので取り上げられて嬉しいです。
    顎はプラ板が貼られてるんでしょうか?
    白く見えるのですけど。
    腰のスリム化はこの手があったか!と思いました。
    この方法だと比較的簡単にダイエットができそうですね。
    真似させてもらいます。
    正直、HGUCは設定と比べると気になる箇所が多いので、
    どこまで手を入れるのか楽しみにしてます。

    • 線香亭 無暗:

      毎度コメントありがとうございます。
      アゴは↑でも書いたようにプラバンで作り直しました。

      実の所、今回の作例ではあんまり設定を意識していないので
      設定画重視の方に気に入っていただけるかわかりませんが
      個々の工作は参考にしていただけるのではないかと。

      ということで次回もお楽しみに!

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