線香亭無暗のやたら模型制作室
はい皆様、ご機嫌いかがでしょうか?
ワンフェス2011冬も間近に迫って、何かと慌しい方もいらっしゃると思いますが、インフルエンザなどに罹らぬよう注意してくださいね。私線香亭、ほとんど表に出ることもなく模型を作り続けているので感染率は異常に低いものと思われます。全く良いのやら悪いのやら。
さて、今回はバンダイ HGUC 1/144「RGM-79C ジム改」完成編。張り切ってまいりましょう。

前回では本体の加工も終了し、サフ吹きまでが終わってましたね。

今回は塗装から仕上げまでを行います。

今回はグラデーションなどを行わず、全てソリッドカラーで仕上げようと思っています。その上でウオッシングという技法を使って表面のムラ感を出してみようという趣向です。なので早速本体の塗装。まずは白い部分から。

まあ、白といってもいつもの如くホワイトをそのまま塗ったりはしません。今回は塗装指定に近い色、ガイアノーツインテリアカラー(戦車車内色)90%にニュートラルグレーIを10%くらい足した塗料にフラットベースを入れてます。


碗部や足首のカバー部などは接着してしまっているので、フレーム部分をマスキングしてから塗装しました。


フレーム部分はニュートラルグレーⅢをベースにEx-ホワイトフラットベースを加えて調整したもの。

ヒザ裏のパイプ状のモールドは本体の白に、さらに白を加えたものを塗りました。組みつけてみると中々いい感じ。

胴体の青は前回作ったニューガンダムに使用したもの。限定色のブルーイッシュブラック 70%+コバルトブルー 25%位で作った塗料を使いました。黄色はサンシャインイエロー70%+Ex-ホワイト20%+ブライトレッド10%、赤はブライトレッド70%+ブリリアントピンク30%といった所でしょうか。

フトモモ先端のフレーム部分はマスキング後にスターブライトアイアンメタリックマスターを使って塗装します。

バックパックのマルイチモールドとバーニア上のディテールは白にしようと思うので、その部分だけヒザ裏のパイプモールドに使った白で塗りました。

腰のサイドアーマーは追加したディテールの部分をグレーで塗り分けようと思います。1/1ガンダム的な塗り分けです。

はい、こんな感じ。

そして、今回マスキングが一番面倒だったのが足の裏。マスキングテープの細切りなどを使って何とかマスキングしました。でもまだ完成じゃないんです。続きは後ほど。

シールド裏のフレーム部分は最初に白を塗っちゃたんですが、よくよく考えたらグレーを塗ってからのほうが圧倒的にマスキングしやすいことに気がつきました。仕方がないので白の上からグレーを吹いてマスキング。この後もう一度白を塗ります。

後部装甲の裏側は意外と見えたりするので、しっかりとマスキングしてグレーで塗装。


ここから足の裏の続き。肩と足の裏、バックパックのバーニアの中身が赤いのが、このジムC型の特徴。そこでもう一度マスキングして白を塗り、上から赤を塗り重ねます。赤はそれ自体が発色しにくく、暗色の上に塗ったときには特に発色しにくいので、こんな手順で塗装するんですね。


こんな感じで本体の基本塗装は終了。続いてはデカールを貼ります。


デカール貼りに必要な道具はこんな感じ。ハサミにカッター、ピンセットに筆、綿棒など。そして忘れちゃならないのがこれ。

ガイアノーツのフィニッシュマスター。どんなものかというと、プラスチックの軸にウレタン状の先端部分を付けて使うものなんですが、元々はスミイレ後の拭き取りに使うように作られたみたいです。でもこれが、極小のデカールを貼るときには必需品なんです。じゃあ、デカールの張り方を説明してみましょう。


まずは使うデカールを切り出しておきます。デカールによって余白部分を切り取ったりするのも、この段階でやっておきましょう。今回のジムに使ったのはガンダムデカールとハイキューパーツのNCデカール05。写真はNCデカール1/144用のレッドですね。

デカールをぬるま湯に浸けたらすぐに引き上げて、台紙が含んだ水分でデカールが動くようになるのを待ちます。このタイミングがデカール貼りの妙。メーカーや保存期間、デカールのサイズなどによっても“丁度いいタイミング”が異なります。あんまり古いとぬるま湯に浸けている時に分解したりします。まあ、一般的にカルトグラフの場合だと、ぬるま湯に浸けて5秒程度が良いタイミングじゃないかと思います。

台紙ごと貼りたい部分の近くに持って行き、筆で移動させます。慣れてくるとピンセットの先なんかを使って丁度いい場所に移動させることもできますが、なれないうちは筆を使ったほうが安全です。

位置決めが終わったらフィニッシュマスターでそっと押さえ、水分とデカールの下に入った空気を取り除けばOKです。あくまでもやさしく扱ってくださいね。


デカールが完全に乾くのを待ってトップコートを吹きます。今回はEx-フラットクリアーにほんの少しフラットベースを足したものでコートしました。

さて、お次はスミイレ。

今回は後で濃い色でウオッシングするので必要ないっちゃあないんですけど、ちょっとしたニュアンスの違いが出るかなぁと思ってタミヤエナメルのハルレッドとクリアーオレンジを混ぜたものを使ってスミイレしておきました。ちなみにスミイレに使う筆は、右側の写真のように穂先の長いものを使うと便利です。塗料の含みが多いので長いラインにも対応できるんですね。

ロールアウトしたてのピカピカのジムを作ろうとするならここまでで完成。今回はちょっとした使用感を出したいと思うので、ウオッシングで全体を汚します。このあたりは好みが分かれるところでしょうが、どうやら今風の仕上げは“ピカピカ派”が多いようなので、あえて時代に逆行してみようかと思います。

さあさあいよいよフィニッシュ。全体をごく薄く溶いたエナメル塗料でウオッシングします。

使ったのはスミイレに使ったのと同じものと、ジャーマングレーとフラットブラックを足したもの。ウオッシングに使う筆はスミイレと違い写真のような細めの平筆が丁度いい感じです。

この塗料を少なめにパーツの表面に塗りつけていきます。このとき、できる限りパーツをばらしておかないと割れが起こるので注意してくださいね。多目の塗料でウオッシングしたいときは、エナメル溶剤がプラを犯す前にドライヤーで強制乾燥させてしまうのも手です。

塗り終えたエナメル塗料が乾燥したら、溶剤を含ませた布などで表面を拭き取ります。塗装面に繊維が残ることが少ないので、私はキムワイプを使うことが多いです。この拭き取りは、あんまり一生懸命にやるとウオッシングの意味がなくなってしまいますから“適度”に行ってくださいね。

さて、そんなこんなでHGUC 1/144「RGM-79C ジム改」も完成です。完成写真はギャラリーでどうぞ。

いやいや、今月発売のHGUCジムカスタムを見たらスリッパは小さくなってるし、首も長くなってる。腰の位置も調整されているという、図らずも今回やった工作と同じような修正箇所となっていました。これから作ろうという方はパーツ流用もできそうですね。でも良いんです。「好きなものを好きなように作るのがガンプラだっ!!」

てなわけでバンダイ HGUC 1/144「RGM-79C ジム改」完成編、いかがでしたでしょうか?
さてさて、次回は何をつくろうかなっ! 
それでは次回も、乞御期待!!


(C)創通・サンライズ

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