線香亭無暗のやたら模型制作室
はい、皆様お元気ですか?
気がつけば1月もあと10日ばかり、来年まで11ヶ月と10日。忙しいせいか、貧乏なせいか、月日のたつのがやたらと早い。ぼうっとしてると気がつかないうちに来年になってしまいそうなので、早速制作に参りましょう。

さて、今回はバンダイ HGUC 1/144「RGM-79C ジム改」2回目。前回は碗部の改造を中心にお送りしましたね。じゃあ今回は頭回りから始めましょうか。




前回も書きましたが、キットの頭部はなんだか下膨れの印象。ガッシリとした印象で良いんですが、量産機のジムとしてはもっと細面な方が良いような気がします。そこで下膨れの原因を考えてみるとやっぱり口(?)の左右のダクトが大きすぎるのが原因だと思います。なので早速小型化。

幸いキットはこの部分が別パーツになっているのでヤスリで削りこんでみました。そうしたら、あら大変、ダクトが浅くなってダクトっぽく見えない。そこで思い切ってダクトの底を切り取ってしまうことにしました。

やりかたは至ってシンプル。口側からパーツのラインに沿ってハイパーカットソーで切込みを入れ、耳側にカッターで切込みを入れて折り取っただけ。その後口側の壁部分を削って0.5mmのプラバンで新たな壁を作ります。このあと仮組みしながら良い感じになるように、ヤスリで形状を整えました。

仕上がったパーツを取り付けたところ。ずいぶん小さくなりましたね。

ついでに後部のアンテナも金属パーツに差換えました。といってもディテールアップパーツを使ったわけではなく、ギターの弦のきれっぱしを加工して取り付けてみました。エリクサーという会社のアコースティック用の3弦なんですが、6角形の芯に細いブロンズ線が巻きつけてあるというもの。この間弦を張り替えた時に“もしかしたら何かに使えるかも”と思って取っておいたものです。ビバ、エコモデリング!!

お次は首。延長したいんですが、生憎キットの首はポリパーツ。簡単に加工ができません。そこでパーツを切り離した上で1mmの穴を開け、プラバンを挟んで真鍮線を通してみました。

写真では1mmプラバンが挟まってますが、仮組みしたところ長くなりすぎたので、このあと0.5mmに変更しました。これをヤスリなどで大体の形に整えたら、高強度の瞬間接着剤を使ってガチガチに固めてしまいます。接着剤が乾くまでじっくりと時間を置いて、その上からエポパテを盛り、形を整えたのが次の写真。

好みでディテールなどを追加してもいいですが、今回は殆んど見えないのでこれで良しとします。

腕→首、ときたら胴体、となりそうな所なんですが、今回胴体は殆んどキットのまま。よくできてるんでスジボリ程度で大きな改造はしません。その代わりに気になったのがバックパックの「マルイチ」ディテール。

なんだか消防栓の口みたいなので穴を空けてディテールアップパーツに差換えます。

はい、こんな感じ。使ったのはコトブキヤのマイナスモールド Ⅱ。左側がちょっと曲がってしまった……。こういうときの対処法は2つ。納得いかないのでもう一度削り取って付け直すか、まあいいか……とつぶやくかです。今回は後者のほうを選択。なぜかというと同じパーツがもう手元になかったのでした……。


気を取り直してサーベルもちょっとしたディテールアップ。取っての先端のでっぱりが太かったので真鍮パイプと洋白線で作り直しました。こんな感じで上半身の加工は大体終わり。


こんな感じで仕上がっております。今回は珍しくサフなんぞ吹いております。いや、微妙なバランスをみるのに同じ色のほうが良いかな~と思ったもんで。


さて、続いて下半身の加工にまいりましょう。

まずは足。

今回は加工後とノーマルのパーツを最初にご覧頂きましょう。グレーのほうが加工後。一見、そう変わらないように見えますが、今回一番手がかかっているのが脚部です。

例えば足先のスリッパ部分。

加工後は一回り小さくなり付き位置も後にずらしています。


ではまず脚部のパーツ構成から。ソール部分の小型化と足首フレームの取り付け位置、足首のボールジョイントの位置が問題です。

足首フレームの位置を前にずらすため、ソールにある足首フレームとの接続ダボをいったん切り取り、前方に2.5mmずらした所に3mmの穴を空けます。そうすると切り取ったあとのダボを成型して、そのまま使うことができるんですね。接着は高強度の瞬着でしっかりとしておきましょう。



ダボの移動が終わったら前後幅の切り詰め。ソールの後側でいったん切り離し、2mmほど削って再接着し、成型しておきます。成型ついでに上側のパーツも小さく見えるように前方、上方に向かって削り込みます。角になる面、いわゆるC面がなくなるくらいまで削りました。

続いては足首のフレームパーツ。

それぞれの写真の左側がキットのまま、右が改修後。接続のボール部分基部を丁寧に切り離し、ギリギリ前になるように再接着。パーツ降誕には1mmプラバンを貼り、若干のアールがつくように成型しました。これはソール部分との隙間を調整するための作業です。

足首カバーも接着して薄く見えるように加工します。接続ダボは短くして後ハメができるようにしました。

さて、続いてちょっとした小技をば。

スネの装甲の合わせ目は、キットのままだとストレート。ちょっとアクセントが欲しかったので写真左のように分割を変更します。

作業の手順はまず写真の①のように斜めに切れ込みを入れておき、②の部分にだけ接着剤を付けて組み立てます。接着剤を付けたくない部分には塩化ビニールなどを挟んでおくといいでしょう。で、きちんと接着しているのが確認できたら③の部分にノコを入れて切断。これで分割ラインが変更できます。切断には0.1mm厚のハイパーカットソーを使いました。

脚部の加工はこれで大体終わりなんですが、オマケとしてヒザの後ハメ加工の仕方を紹介しましょう。このキットでは下脚部のパーツの裏面に接着後が出てしまうので、後ハメに出来ると作業が楽になります。やり方は簡単。まずフレーム部分のダボを切り取って、

前面外装を取り付けずに前方から2mmの穴をフレームまで突き通してしまいます。固定するときは2mmプラ棒を差し込めばOK。これで塗装後に組み立てることが出来る様になります。

足の次は腰ですよ。

キットのままだと、なんとなく上半身と下半身のつながりが弱いので、サイドアーマーの上面に1mmプラバンを接着してみました。

それでも気に入らなかったのでサイドアーマーを支えるフレームパーツを自作。可動クリアランスを得るために腰のフレームパーツに切り欠を作ってみました。

腹のパーツにも可動クリアランスのための切り欠。腰を回すときには上半身を持ち上げてからでないと回らなくなってしまいましたが、これで一体感がでたと思います。


さて、このあたりで今週の成果をご覧頂きましょうか。

なんとなくできちゃった感じ。これなら次週完成までこぎつけそうですね。

という事で次回は塗装やデカール貼り、仕上げなどを中心に、HGUC 1/144「RGM-79C ジム改」完成編をお送りします。どんな模型になることやら、楽しみにお待ちください。

それでは次週も、乞御期待!!

(C)創通・サンライズ

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